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ベートーヴェン(1770-1827)

SACD 交響曲第9番『合唱』 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー&ウィーン・フィル(1951年1月)

交響曲第9番『合唱』 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー&ウィーン・フィル(1951年1月)

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    カニさん  |  兵庫県  |  不明  |  2019年12月25日

    大変な1枚が、出た。レコードの第2版からの復刻版との事で、ずいぶん迷った。宇野大先生のレコード評も1951年のウィーン・フィル・ハーモニーのライブながら、音質に難ありだった。ところが、聴いてビックリ!の素晴らしクリアーな音質の1951年のフルトヴェングラーの指揮のウィーン・フィル・ハーモニーのベートーヴェンの交響曲第9番「合唱」だった。頭からバイロイト盤を思わす演奏に、頭をハンマーに殴られるような快感だった。ただ、シューベルト交響曲第9番「ザ・グレート」の1951年盤の様に、欠点が無いのが欠点と言える。ライブ録音なのに、音楽にのめり込んで気が狂ったような爆発が無い。第1版では、第4楽章をバイロイト盤で補修したと言うのも、フルトヴェングラーの指揮のライブ録音特徴の狂ったような音楽の爆発が欲しいと言うメーカーの要求によるのだろう。そこで、宇野大先生なら、素晴らしい第1、第3楽章を除くと、「生煮え」とか言いそうな演奏です。でも、私は、是非とも、持っているべき一枚だ。

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    黒熊怪  |  千葉県  |  不明  |  2016年11月22日

    戦後フルトベングラーの第九の比較的に早い時期、ウィーンでのVPOとの演奏。この演奏より前の48年にVPOと英国ロイヤル・アルバートホールでシリーズ演奏の第9が残っているらしいが、それに比べてもかなり若々しい推進力がある。48年当時の写真を見ると、なんと英国の演奏会場では(ワーナー・ベートーベン全集、ブックレットP29)テレビカメラのようなものが映っており、テレビ中継されたのではと思いたくなる。このウィーンの演奏は、音質が随分と改善され聞きやすくなったが、LPの初版に比べて雑音が減った分、会場の雰囲気を伝える情報量がやや少なくなり寂しい気がするが、ただ演奏はさすがに求心的で素晴らしく、VPO内では、フルトベングラーの解釈を外そうとすると諍いが起きたと伝えられたことがよくわかる。かっての一連のチェトラ・シリーズのテープの音は素晴らしかった。史上有名なスカラ座のリングがステレオ録音として紹介され、一部にそのようなフレッシュな音盤が残っており、多くの人の心を高鳴らせたが、こうなると戦後スカラ座でのパルシファルのテープ録音の出現を心から期待したい。エジプト・カイロでの素晴らしいパルシファルの聖金曜日が残っているので、さらに期待は大きくなる。

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