ヴァイオリン協奏曲集、『悪魔のトリル』 ジュリオ・プロティーノ、アカデミア・デラ・ローザ
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まさやん | 新潟県 | 不明 | 2021年07月07日
タルティーニのVn協奏曲はヴィヴァルディと比べると、感情表現や技巧性で少しおとなしいというか、上品な感じがする。しかし緩徐楽章ではヴィヴァルディよりもより豊かな歌うような調べが聞こえてくるが、ジュリオ・プロティーノも細かいニュアンスをつけながら実にたっぷりとした歌のような調べを奏でていて素晴らしい。Vnソナタト短調は第3楽章が「悪魔のトリル」というタイトルの由来であるが、これまで聞いた数名の演奏ではどこが悪魔なの?という感じであったが、ジュリオ・プロティーノの演奏を聴いてなるほどと初めて思った。特に彼の奏する重音奏法は少し不気味な響きがして、いかにも悪魔の音だぞ!という感じがした。彼はなかなか優れた感性と技巧の持ち主である。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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