『フランス6人組アルバム〜20世紀初頭フランス・アヴァンギャルドの音楽』 コリンナ・ジモン
商品ユーザレビュー
-
(1 件)
-
(0 件)
-
(0 件)
-
(0 件)
-
(0 件)
検索結果:1件中1件から1件まで表示
-
Tan2 | 神奈川県 | 不明 | 2021年03月07日
プーランクを除いてはふだんほとんど聴くことのないフランス6人組のピアノ曲を集めたアルバム。6人組のメンバーといわれながら、さっさとたもとを分かったルイ・デュレの作品などはかなり貴重です。 いずれも軽快で機知に富んで諧謔的という点で共通していて、「反ロマン主義、反ドビュッシー」を標榜していたことがよく分かります。6人組として活躍し始めた1910〜20年代の作品が多いので、特にそういった「とんがって」いた時代の記録なのでしょう。紅一点のタイユフェールは晩年の作品も収められています。 このコリンナ・サイモンの録音は2017〜18年のものですが、ビリアーナ・ツィンリコヴァが同様のレパートリーを2019年に録音したアルバムも出ており、この分野・時代に焦点を当てた演奏が増えて来るとよいなと思います。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
検索結果:1件中1件から1件まで表示