ピアノ協奏曲第21番、第23番、第27番、交響曲第40番、他 キース・ジャレット、デニス・ラッセル・デイヴィス&シュトゥットガルト室内管弦楽団(2CD)
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Venus Creek | 兵庫県 | 不明 | 2011年07月20日
ジャズ・ピアニストに、フィリップ・グラスの盟友である怪しい指揮者。そんなコンビがモーツァルト!?当初はイロモノかと思って購入したのだが、一聴して考えを改めさせられた。これほどまでに美しいモーツァルトはなかなかないのではないだろうか。上質のクリスタルのようにキラキラしたジャレットのピアノに、羽毛のように軽やかなDRデイヴィスと彼の手兵が妖精のように寄り添う。たとえば、23番の第1楽章を聴いてみるといい。幸福感にあふれた、表情豊かな木管とホルンに彩られた管弦楽の序奏に続いて、初めて独奏ピアノが奇を衒うことなく真摯に第1主題を弾き始める瞬間の、えもいわれぬキラキラ感。短調に転じた瞬間の不安感と憧憬に満ちた表情は絶美だ。その瞬間を聴くためだけにも、このモーツァルトは必聴だと思う。8人の方が、このレビューに「共感」しています。
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