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CD 『Four Elements Vol.1: Water〜フォーレ、メンデルスゾーン、ラヴェル、武満 徹、藤倉 大、ショパン、他』 小菅 優

『Four Elements Vol.1: Water〜フォーレ、メンデルスゾーン、ラヴェル、武満 徹、藤倉 大、ショパン、他』 小菅 優

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    うーつん  |  東京都  |  不明  |  2019年10月22日

      あしかけ4年かけ「四元素」にまつわる作品をプログラミングしたシリーズの第1弾。プログラムの面白さに惹かれ公演を聴きに行きたかったが都合つかずあきらめたがこうしてディスクになって一安心。こういった面白い着眼点から作られたディスクやコンサートがもっと増えたらよいと思う。小菅優のプログラミングの妙を評価していきたい。   「水」をテーマにしたディスクでは他にもH.GrimaudがDGレーベルからだした「WATER」が思い出される。両方聴いての感想としては、グリモーは水の変遷・水を取り巻く環境に視点があり、対する小菅優の本作は水に関連のある物語・歌を紡ぎだすことに視点が置かれている気がする。  両者ともに同じ曲(フォーレの「舟歌」、武満の「雨の樹 素描II」、リストの「エステ荘の噴水」、ラヴェル「水の戯れ」など。逆にグリモーが取り上げたヤナーチェクの「霧の中で」を小菅は四元素コンサートの第3作「風」(2019)で取り扱うところの違いが興味深い。)を扱っているので聴き比べも面白い。   このディスクでは「水の物語」として一連のストーリーができており、聴くほどにイマジネーションを掻き立てられる。水から連想される柔らかい流れるような演奏というよりは物語性を第一に個々にがっちりした構成感あり、次々に画面が変わっていく心地よさを感じる。  これから「火」「風」「大地」とシリーズ展開しやがて大きな叙事詩が出来上がる計算だが、今後を期待させる聴きごたえがある。

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