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マーラー(1860-1911)

Hi Quality CD 交響曲第3番 レナード・バーンスタイン&ニューヨーク・フィル(1987)(2CD)

交響曲第3番 レナード・バーンスタイン&ニューヨーク・フィル(1987)(2CD)

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    gakusei  |  北海道  |  不明  |  2021年07月07日

    晩年のバーンスタインによる、遅めのテンポでのスケール豊かな演奏である。もちろんバーンスタインらしくて良いのだが、旧録音の若々しさや現代の指揮者による色彩感豊かな演奏を聴くと、物足りない部分も感じてしまう。

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  • ★★★★★ 

    mayamaya  |  兵庫県  |  不明  |  2016年04月10日

    僕が若いころの指揮者には、必ず後世に残る録音があった。 例えば、カラヤンはR.シュトラウス、クレンペラーならヴェートーベン、 ショルティはワーグナーという具合に・・・・・ バーンスタインも名盤を多く残したが、バーンスタインの録音で、必ず後世に残る録音は、やはり自作品とマーラーであろう。 もっとも、バーンスタインの場合、晩年の録音は、マーラー以外は、あまりに神々しくて(というか完全に病気?)、凡人の僕にはついていけない。しかしながら、マーラーは晩年の彼の美学と一致するのか、強烈な個性を発する名盤である。 この異形の大曲ともいえる3番は、よほどマーラーに愛着のある演奏家でないと、ただ長いだけの退屈な音楽になってしまう。バーンスタインはこの難曲を芸術品に仕上げられる稀有な音楽家であった。もちろん彼には、若い頃に残したマーラーの全集もあり、若い熱気に溢れたSONY盤のほうが好きだという方も大勢いらっしゃると思う。 しかしながら、いつのまにか、僕も初老といわれる歳となり、最近ではDG盤を好むようになっている。そして、このように一人の作曲家に全身全霊を打ち込むような音楽家は、今では皆無だということが、この名演を聴けばよく分かる。

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  • ★★★★★ 

    Ed-JA  |  千葉県  |  不明  |  2011年06月30日

    ザックリですが、西洋音楽史の大バッハから始まりヴェーベルンで幕を閉じた黄金の200年の作曲時代を感じる小生でですが、恐らくヴェーベルンが亡くなった1945年から2000年にかけては演奏録音の時代に入った感じがします。その最たるCDがこの演奏のような気がしてなりません。確かに金管軍の炸裂した音量は賛否が分かれるかもしれませんが、少なからずトランペット(今回はポスト・ホルンを担当)のフィリップ・スミス(元シカゴ響4番奏者)、それから首席になって間もないが、サンフランシスコ・バレエやフィラデルフィア管、モントリオール響を歴任してきたジョセフ・アレッシ(恐らくこの時代は楽器がエドワーズではなく、V.バック)のややアタックの強いソロ、低音部バス・トロンボーンのドナルド・ハーウッドの爆音、テューバのウォーレン・デックなど名手が一丸となった、この演奏はやはり名演・名盤にふさわしいと思います。本当にライヴなのでしょうか?、と思わせる完成度も持っています。また3番では非常に重要な6楽章の解釈。この楽章のテンポはやはりバーンスタインにしか表現できないのでは?と感じてしまいます。ギネスブックにも認定されている最長の交響曲も、この演奏で聴けば時間も忘れ、少しの間何も行動が出来なくなる、その聴いていた場から離れられない音楽がこのCDには余す所なく収められているといっても過言ではないでしょうね。本当は☆10個付けたいです^^。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年03月21日

    バーンスタインが遺した3度にわたるマーラーの交響曲全集の中で、3度目の全集は、第8、第10及び大地の歌の新録音を果たすことができなかったものの、いずれ劣らぬ至高の超名演で構成されていると言えるのではないだろうか。ところが、これほど優れた超名演で構成されているにもかかわらず、レコード・アカデミー賞を受賞(1989年)したのは、本盤におさめられた第3のみとなっている。これは、各交響曲のCDの発売のタイミングに起因するとも考えられるところであるが、何と言っても、それだけ演奏が優れているからにほかならない。マーラーの第3は、重厚長大な交響曲を数多く作曲したマーラーの交響曲の中でも、群を抜いて最大の規模を誇る交響曲である。あまりの長さに、マーラー自身も、第3に当初盛り込む予定であった一部の内容を、第4の終楽章にまわしたほどであったが、これだけの長大な交響曲だけに、演奏全体をうまく纏めるのはなかなかに至難な楽曲とも言える。また、長大さの故に、演奏内容によっては冗長さを感じさせてしまう危険性も高いと言える。ところが、生粋のマーラー指揮者であるバーンスタインにとっては、そのような難しさや危険性など、どこ吹く風と言ったところなのであろう。バーンスタインの表現は、どこをとってもカロリー満点。濃厚で心を込め抜いた情感の豊かさが演奏全体を支配している。特に、終楽章は特筆すべき美しさでスケールも気宇壮大。誰よりも遅いテンポで情感豊かに描き出しているのが素晴らしい。他方、変幻自在のテンポ設定や、桁外れに幅の広いダイナミックレンジ、思い切ったアッチェレランドなどを大胆に駆使するなど、ドラマティックな表現にも抜かりがない。このように、やりたい放題とも言えるような自由奔放な解釈を施しているにもかかわらず、長大な同曲の全体の造型がいささかも弛緩することなく、壮麗にして雄渾なスケール感を損なっていないというのは、マーラーの化身と化したバーンスタインだけに可能な驚異的な圧巻の至芸であると言える。特筆すべきは、ニューヨーク・フィルの卓越した技量であり、金管楽器(特にホルンとトロンボーン)にしても、木管楽器にしても、そして弦楽器にしても抜群に上手く、なおかつ実に美しいコクのある音を出しており、本名演に華を添える結果となっている点を忘れてはならない。ルートヴィヒの独唱や、ニューヨーク・コラール・アーティスツ及びブルックリン少年合唱団による合唱も、最高のパフォーマンスを示している点も高く評価したい。

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  • ★★★★★ 

    51さい  |  北海道  |  不明  |  2010年12月13日

    マーラーの曲は、いったいどこの国の曲なんだろうと思わせる不思議な感じが時々します。第3番交響曲の第3楽章には、マーラーらしいへんてこりんで美しいサウンド、リズムがあふれています。マーラーを好きになりたい人、好きになれるかわからない人はぜひ聞いてみてください。バーンスタインですから演奏はまちがいなしです。ジャケットデザインがきれいです。

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  • ★★★★☆ 

    金閣寺TEMPLE  |  京都府  |  不明  |  2010年11月27日

    「バーンスタイン節」とはこういうことを言うのだろうか。並の水準以上の演奏であることは当然だが、好みが分かれそうだ。第1楽章は力強く始まり好感が持てるが、スコアの指示なのか知らないが(私はきちんとスコアを見たことがないので)、少々ダイナミクスが大きすぎるのではないかと思う。pp かと思えばいきなり fff でガツンと来たり。第2楽章では、アゴーギクがこれまた極端すぎるのではないかと思う。リタルダンドやアッチェレランドが非常に多い。このあたりにやや恣意的なものを感じる。第3楽章はポストホルンが効果的で、耳障りが良く、変な演出もしていない。第4楽章はルートヴィヒのアルトが美しい。問題は第6楽章だが、やはり28分というのはあまりにも遅すぎると思う。大半の指揮者が22〜23分台で演奏していることもあるが、さすがに集中力が持たないときがある。ヴァイオリンを始め各パートも美しいのだが心から感動に浸っているという感じではなく、ときに 「ただ静かに綺麗に演奏しているだけ」とすら感じるときがある。全体的には非常にドラマチックで情熱的な演奏ではあるが、もう少しスマートな演奏のほうが私は好みである。

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  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2010年11月14日

    名演として名高いバーンスタインの再録音。今回聴いてみて、完成度としては必ずしも「最高」ではないかも、と思ってしまいました。第1楽章はやや腰が定まらない感じ。第2楽章以降も、感情の表出が今一歩のように思われます。ま、なにしろバーンスタインなので、期待が大きいということもありますが、もっと突き抜けたところがあってもよかったかなあ。もちろん、全体的には超高水準の立派な演奏です。なお、ルートヴィヒの歌、さすがにうまいですね。

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  • ★★★★★ 

    としちゃん  |  宮城県  |  不明  |  2010年10月23日

    祝・再発!学生時代に購入して以来、手放さず愛聴した名盤。演奏も録音もジャケットも全て好きだ。晩年のマーラーは全て購入して聴いたが、結局かつての手兵NYPとの7番・2番・3番が素晴らしい。指揮者のやりたいことを音として出す時にNYPの技量の高さが音楽の「崩れ」「歪み」を起こさせない・感じさせないのじゃないかと思った。あんなに感激した5番も、今となっては、あの独特な重さ・濁りが耐えられなくなることがある。1番と4番は不気味で嫌い。6番は、ずっとffで怒鳴られているようで疲れる。そういえば6番だけは学生時代聴いた時から私はダメだった。今となっては8番がNYPで再演されなかったらしいことは痛恨(学生時代はコンセルトヘボウとやるらしいと聞いたけれども)。WPHとの再演を期待していた大地の歌も聴きたかった。嗚呼、もし全ての曲をNYPと集中して録音してくれていたら。当盤を初出以来愛好してきた一ファンの、率直な感想だ。今後、SACD化されるようなことがあったら、2番・3番・7番・9番だけは購入したい。エソテリックさん、是非お願いします!

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