祝典交響曲、『売られた花嫁』より ダレル・アン&ベルリン放送交響楽団
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レインボー | 不明 | 不明 | 2023年11月12日
ベドルジハ・スメタナ唯一の交響曲、『祝典交響曲』と『売られた花嫁』からオーケストラナンバーを収録したCD。 ダレル・アン指揮、ベルリン放送交響楽団による演奏で収録されています。 祝典交響曲は珍しい作品ですが、録音はそこそこあり、スプラフォンのシェイナ盤が決定盤と言えそうです。 ナクソス系列ではマルコポーロに録音されたツァグロセク盤もありますが、満を持してナクソスに登場したアンの演奏は機能性を重視したバランスの良い純音楽的な聴きやすい演奏と言えるでしょうか。 民族的な3楽章は思いのほかサラリと流れるのでこの辺りで好みはわかれそうですが、これはこれで良い。 売られた花嫁は、序曲、ポルカ、フリアント、道化師の踊りを収録しています。 これらは何人もの指揮者が録音しており特筆した名演ではありません。 しかし、演奏自体は良く整えられていますし、フリアントはなかなかです。 2015年録音との事ですが、CDのジャケットには2016年録音とあります。 正いのはどちらか分かりませんが、音質は綺麗です。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2018年07月11日
チェコを併合したオーストリア皇帝の婚儀を祝って書いたと云うこともあってか”祝典交響曲”は徹頭徹尾明るいソノリティに覆われている 延々と続く祝辞のようだ 劇性も変容もない スメタナと云う人は楽天家だったのだろう 真逆”我が祖国”を書いた人が征服者に媚び諂うわけがない しかしノンポリ・能転気と謗られても仕方がない 支配者に疎まれ同胞に無視され”祝典交響曲”は現在に至るまで極めてマイナーな扱いになっている 流石NAXOSである こうした曲を見捨てない ダレル・アンの見事な指揮とベルリンRSOの快演が晴れ晴れとした日の当たる場所に不運な作品を引っ張り出してくれた それはそれで美しい さて後半”売られた花嫁”抜粋が入っているのは皮肉かと思ったが これが爽やかな印象が残る名演なのだ 大いに感情と想像力を掻き立てられる演奏だ お楽しみはこれからだった 朋に知らせたい あなたも如何1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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