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リムスキー=コルサコフ (1844-1908)

Hi Quality CD リムスキー=コルサコフ:シェエラザード、ボロディン:だったん人の踊り ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィル

リムスキー=コルサコフ:シェエラザード、ボロディン:だったん人の踊り ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィル

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    k.k  |  大阪府  |  不明  |  2021年04月08日

    有名名曲では複数回録音を残しているカラヤンにとって唯一のシェエラザード。以外な感じがします。他に唯一の録音では、フランクの交響曲、サン・サーンスの交響曲第3番、マーラーの一連の交響曲などが思い浮かびます。マーラーは、ブルックナー、マーラーブームのなかカラヤンとしてはあまり好きではなかったマーラーを取り上げざるを得なかったからだと思われる。このシェエラザードは1967年の録音、再録音してもおかしくない年代ですがおそらく満足な出来映えだったのでしょう。でも、カラヤンの作品の取り上げかたはユニークです。有名作品で言うと、ストラヴィンスキーの3大バレエ、春の祭典以外は取り上げていません、レスピーギのローマ3部作でも祭りは取り上げていません。(祭りは、ケルテス、アンセルメ、ライナーも録音はありませんが。)ショスタコーヴィチの交響曲は、普通第5番をまず録音すると思いますが、第10番を2回(オイストラフの推薦があったと書いてありました。)フランクは、ベルリン・フィルハーモニーではなくパリ管弦楽団です。サン・サーンスは、カラヤンはあまり好きではない作曲家だったようです。 ともかくも、唯一の録音でも残してもらったのは大変ありがたく思います。シェエラザードは、冒頭の圧倒的な金管、うねりねばるようにゆったりとしたテンポでもりあがる演奏が特にロシアの指揮者には多いのですが、カラヤンは以外とあっさりとしたイメージであるが流れるような旋律の歌わせ方で聞いていても心地よい。バイオリンソロも美しい。 余白にあるボロディンは、小品集をフィルハーモニー時代から多数録音していたこともあって安心して聞けます。

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    マンボウ  |  兵庫県  |  不明  |  2021年02月23日

    重厚壮麗な「シェエラザード」と流麗で洒落た「ダッタン人の踊り」。前者が1967年、後者が1972年に双方ベルリンのイエスキリスト教会で録音されたもの。 やはりこの場所で録音されたベルリンフィルの演奏はどれも素晴らしい。 カイルホルツというドイツグラモフォンの往年の名プロデューサーがこの録音会場を見定め、また最も良い音をとらえる録音機材配置を確立させたとのこと。 この功績により後年カラヤンサーカスと言われた「ベルリンフィルハーモニー」に録音会場が移されるまで、ベルリン圏でのドイツグラモフォンの録音はほぼ全てこの教会で行われたと言う…。

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    karajan fan  |  北海道  |  不明  |  2011年10月05日

    カラヤンが残した録音の中で最もカラヤンらしい録音なのではないでしょうか? 力強いシャリアール王の主題は、カラヤンご自慢の低弦軍団に支えられた重厚な金管和声。 そしてこれまたカラヤンご自慢のMシュヴァルベによって美しく謳いあげられるシェエラザードの主題。 出だしの5分を聴いただけですっかりこのカラヤンワールドに引き込まれてしまいます。 物語性を重視した構成は、まるで各主題を楽劇での動機のように捉え、そしてそこで展開される音楽は常にシェエラザードによって語られていることを私達に意識させているかのようです。 つまり、カラヤンはこのシェエラザードを声無き楽劇として演奏しているのです。 幻想交響曲同様、このような標題音楽を演奏させるとカラヤンは上手い! 美しさと豪華さ、そして構成力においてこの盤に太刀打ちできる演奏は無いでしょう。 お勧め度★★★★★★(とくに初めて聴く方に) ダッタン人の踊りも最高ですよ!!

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    TKOクラシック  |  神奈川県  |  不明  |  2011年09月18日

    再録音をするカラヤンの唯一の「シェヘラザード」、興味がないか、再録の必要なし完璧と感じたかのどちらかだろうか。非常に美しく、カラヤン美学の真骨頂ではないだろうか。ゲルギエフやロストロポービッチのような土臭さはない。カラヤンの残した録音の傑作の一つだと思う。「だったん人」についても逸品です。カラヤンは、このような小品も聴かせますね。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年06月07日

    本盤におさめられたR・コルサコフによる交響組曲「シェエラザード」の演奏は、カラヤンによる唯一の録音である。カラヤンは、同じロシア5人組のムソルグスキーによる組曲「展覧会の絵」やチャイコフスキーによる三大バレエ音楽の組曲を何度も録音していることに鑑みれば、実に意外なことであると言えるであろう。その理由はいろいろと考えられるが、何よりもカラヤン自身が本演奏の出来に十分に満足していたからではないだろうか。それくらい、本演奏は、正にカラヤンのカラヤンによるカラヤンのための演奏になっていると言えるだろう。本演奏は1960年代後半のスタジオ録音であるが、これはカラヤン&ベルリン・フィルの全盛時代に相当している。ベルリン・フィルにとってもあまたのスタープレイヤーを擁した黄金時代であり、健康状態にも殆ど不安がなかったカラヤンによる圧倒的な統率の下、凄みのある演奏を繰り広げていた。鉄壁のアンサンブル、金管楽器のブリリアントな響き、木管楽器の超絶的な技量、肉厚の弦楽合奏、雷鳴のようなティンパニの轟き(もっとも、この時はフルトヴェングラー派のテーリヒェンが演奏していたが)などを駆使しつつ、これに流麗なレガートを施したいわゆるカラヤンサウンドとも言うべき圧倒的な音のドラマを構築していたと言える。こうしたカラヤンサウンドは、本演奏においても健在であり、おそらくはこれ以上は求め得ないようなオーケストラの極致とも言うべき演奏に仕上がっていると言える。加えて、当時世界最高のコンサートマスターと称されたシュヴァルベによるヴァイオリンソロの美しさは、抗し難い魅力に満ち溢れており、本演奏に華を添えていることを忘れてはならない。また、オペラを得意としたカラヤンならではの演出巧者ぶりは同曲でも存分に発揮されており、各組曲の描き分けは心憎いばかりの巧さを誇っていると言える。このような諸点を総合的に勘案すれば、本演奏は非の打ちどころがない名演と評価し得るところであり、カラヤンとしてもこの名演を凌駕する演奏を行うことは困難であることを十分に自覚していたのではないかとさえ考えられるところだ。併録の歌劇「イーゴリ公」からの抜粋であるだったんの娘の踊りやだったん人の踊りなども、これまた全盛期のカラヤン&ベルリン・フィルの演奏の凄さを感じることが可能な素晴らしい名演だ。

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    れいくー  |  奈良県  |  不明  |  2011年05月30日

    この作品に名演奏が数々あるのですが、その最高峰がこの演奏である事には違いないでしょう。カラヤン・ベルリンフィルの演奏録音はすべてに於いて、現代オーケストラ演奏の最高の演奏を残したと思いますが、シェエラザードでは、その魅力が更に生かされていると思います。 ただ、残念なのは、この録音でカラヤンが満足したからかどうかはわかりませんが、この1度の録音しかこの作品は残されなかった事です。 今、このCDを聴きながら、投稿していますが、あまりの素晴らしさにキーを打つ手が何度も止まってしまいます。

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年08月01日

    カラヤンには珍しくあまり録音回数が多くない(ひょつして唯一?)「シェエラザード」は本盤1967年収録のものです(私などはLP盤で以前は聴いたものです)。ただ本演奏は手をかえ品をかえて幾種類か出ておりこれもその一つであります。演奏タイムとしては@9’58A12’49B10’41C13’00と私の感覚ではたっぷり目、演奏も実に豪華というかシュヴァルベのヴァイオリン・ソロも含めてBPOがカラヤン・カラーになって行く吸いつくような官能的粘っこさは聴き物と思います・・・物語風は決して飽きさせません。第1楽章、レガート気味にピチカートによる波に乗ってスマートに音が流れて行きます。夢心地の内にも次第に高揚して押しの強さも・・・。第2楽章はハープをバックにヴァイオリンが艶っぽさを強調します。ボソボソと主題を管楽器が奏でそれを弦へバトンタッチ、チェロの思い入れたっぷりさにも脱帽!やがて急転回して攻め挙げが始まりますが一時ややオーケストラの薄っぺらかった対応もテーマの再現頃から様々な楽器の活躍で見事なクライマックスに繋がります。第3楽章穏やかにスタートし又またヴァイオリン・ソロの美しさが味わえます。オーケストラ全奏の節回しはカラヤン節なのでししょうか。最終楽章リアルなピチカートに乗ってテンポ自体アップして行き主題が音の洪水の如く・・・本当にBPOはよく鳴っています。〆は静かに官能的な雰囲気を残しながら低音弦がその準備をして行きます。こういう音楽になると、とにかく運びというか語り口はカラヤン独特の上手さが光ります。付録のボロディン「ダッタン・・・」(1970年録音、タイム2’14+11’50)は聴いておりませんが、主体の「シェエラザード」が楽しめる点で最高ランクにしておきたいのです。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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    オットー  |  神奈川県  |  不明  |  2010年07月26日

    カラヤンのセンスが光る名盤。個々の箇所を絶妙なテンポで振っている。緩急を大分つけているのにもかかわらずわざとらしさが感じられないのは流石だ。こういう作品はカラヤンは非常にうまい。3楽章をここまでロマンチックにやった例もそんなにあるまい。個人的にはオーマンディ盤と双璧だ。ヴァイオリンソロと言う点ではシュヴァルベのソロはイマイチだからそういうときはオーマンディ盤のキャロルの濃艶な響きのヴァイオリンが聴きたくなる。

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    音楽連合  |  山口県  |  不明  |  2010年06月27日

    あまり期待しないで聴いたのですが、とても素晴らしい演奏。録音も優秀だし、ヴァイオリンソロもなかなかの上出来だ。シェエラザードの海外盤ではスヴェトラのライヴ盤がベストですが、国内盤なら安価でお得なカラヤン/ベルリンフィル盤が一番です。

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    しん  |  横浜  |  不明  |  2008年02月11日

    バイオリンソロが素晴らしい。なんとも官能的。シェエラザードがあたかも側にいるような錯覚にとらわれました。

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    ぱちげる  |  西日本  |  不明  |  2008年02月04日

    単調な曲とばかり思っていたが、こんなに素晴らしい曲だったのか、とアゼン。安くなったので、購入したが、予想をはるかに超える演奏。これまで、オーマンディ(普通かな?)、ストコフスキー(ちょっと大仰過ぎるかな?)、アシュケナージ(・・・た、退屈かな?)と聴いてきて、これが今のところ、私の決定盤です。

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    トラキチ  |  関西  |  不明  |  2007年10月09日

    言葉なし!ただただ驚き、感激し、余りの凄さにヘラヘラ笑うのみ・・・カラヤンいないな、 淋しいナ・・・(涙しかないョ)

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