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エルガー(1857-1934)

CD エニグマ変奏曲、南国にて、カリヨン、砂漠での声、他 マーティン・ブラビンズ&BBCスコティッシュ交響楽団、ケイト・ロイヤル、他

エニグマ変奏曲、南国にて、カリヨン、砂漠での声、他 マーティン・ブラビンズ&BBCスコティッシュ交響楽団、ケイト・ロイヤル、他

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    のだめノビルメンテ  |  新潟県  |  不明  |  2016年10月10日

    素晴らしエルガーのディスクが出た。久しぶりに爽やかな気分になった。「南国にて」は冒頭から勢いのある演奏。エルガーサウンドが炸裂する。ローマの古戦場を想起するような中間の部分やコーダにもう一つ勢いがあればと思うが、旋律がクリアでバランスの良く、これからも何度もチョイスしたい良演である。「エニグマ」は主題の部分から優しさがあふれ、第1変奏の弦が美しい。アリスを愛するエルガーの思いが伝わってくる。第6変奏のヴィオラソロの線の太さ、第7変奏でのティンパニの強打がかっこよい。優しさが溢れる第8変奏の後に続く「ニムロッド」!極端に遅いテンポ、徹底したピアニッシモがで始まる。その後の展開、そして頂点のスケールの大きさに感動する。「ああ、これがエルガーだ」と。約4分強、かなり遅い部類に入るが、美しい「ニムロッド」である。その後の変奏も気持ちよく流れ、第14変奏のフィナーレ(EDU)スケール感やバランスよさで最後まで楽しめた。残りの4曲は珍しい作品。すでにボールト盤で出ている「カリヨン」などは上記2曲に比べればかなり落ちるが、「砂漠の声」は本当に美しい。歌詞の内容はともかくエルガー最期の輝き・美しさがある。エルガーが好きな方ならば是非聞いてい欲しい小品である。玉石混交のCDだが、今まで述べた3曲だけでも十分に価値がある。心から推薦できる。最後に一言。BBCスコティッシュがここまでできるとは思わなかった。ブラボー!

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