Piano Concerto / Violin Concerto: Arau, Milstein, De Sabata / Nyp
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 2010年01月12日
基本的にはオペラ指揮者であったサーバタは米国ででも活躍し本盤はNYPOを振っての1950年ライブであります。ブラームスのミルシィティンによる協奏曲はバックのサーバタの些か直截なのに対してまだ若かったミルシィティンは艶っぽく充分弾ききっているのがある意味対照的でタイム的には@20’18A9’04B7’48と全体ほんの少し短めとなっています。通常よく聴く第1楽章ヨハヒムカデンツァとは異なるカデンツァが印象に残りました。ミルシテインは比較的多くブラームスの協奏曲を残しており本盤が戦時中から彼がユダヤ系のため渡米しクレンペラーの下ロスアンジェルスSOのCMを務めた以降の名残でもあったのですが1953年スタインバーグ/ピッツバーグSO、1957年カラヤン/ルッツェルンFO、1960年フィストゥラーリ/PHO、同年クレツキ/NDRSO、1963年ケルテス/FSOそして1974年ヨッフム/VPOなどと資料的にはあり本盤演奏は一番古い方ではないでしょうか。なお、私の持っている盤はサーバタのペースでどんどん進んで行くベートーヴェン「運命」交響曲とのカップリングなのでアラウのピアノ協奏曲方は聴いておりません。OKランクとしておきますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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