バレエ<赤いけしの花>(全曲) アニハノフ/サンクト・ペテルブルク国立交響
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レインボー | 不明 | 不明 | 2019年12月07日
グリエールの代表曲ながら、『赤いけしの花』はロシア水兵の踊りのみで知られていると言ってよく、その他の曲となると抜粋の組曲版が数点という音源の少なさで、ましてや全曲となると今もってこの盤しかありません。 演奏はアンドレイ・アニハーノフ指揮、サンクトペテルブルク国立交響楽団。 このコンビは1990年代半ば頃にナクソスに、リムスキー=コルサコフの交響曲全集、ハチャトゥリアンのバレエを録っていますが、それらと同じく、端正な音楽かつ、リズム感の良い演奏で、さすがバレエ団と共に来日した経験をもつアニハーノフだけあり、この手の作品は得意中の得意なんでしょう、充実した良い演奏です。 オケは1969年にロシア国立コンサート管弦楽団として創設されたオケと解説にありますが、正直あまり正体が分かりません。 パワータイプの多いロシアでは整ったサウンドですが、金管が時々往年のロシアオケを彷彿とさせる響きを奏でているのが嬉しい。 現時点で唯一の全曲盤ですが、ファーストチョイスに充分推せる良いアルバムです。 録音も良好。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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まこと | 大阪府 | 不明 | 2008年11月16日
昔、FM放送で聞いたシアトル交響楽団の演奏(指揮者は忘れた)での、中国の娘の踊りの中国っぽさに感心したのを思い出す。(チャイコフスキーの中国の踊りって、全然中国風ではないし、たいていの作曲家の中国風も中国っぽくない)ところが、ディスクはというと、有名なロシア水兵の踊りしかカタログには見当たらない。そこに登場した全曲盤、ナクソスにはホンマに感謝やね。いつもレニングラードバレエと来日するアフロのアニハーノフも手馴れた指揮ぶり。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ナターシャ | 東京都 | 不明 | 2008年03月09日
作曲者の代表作の一つであるのに、他に全曲のCDがない不思議な作品。唯一のCDであるが、このコンビの演奏水準は他でもそうだが満足できるものです。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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