一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  2008年10月07日

この内一曲・・チェロ協奏曲はジャンドロン、カザルス師弟により熱く血が滾る朗々たる響きを展開しています。確かカザルスの指揮録音した最初のチェロ協奏曲盤でコンセール・ラムールも伸び伸びとサポートしております。たヾ彼らの共通したラテン気質から来るものと長調一本調子なのがコッテリの味わいになってしまい通して聴くと陰影の乏しい単調さは否めない感じと受け取りました。なお、終楽章カデンツァはジャンドロンが書いたもので見事。他の曲は聴いていませんが基本的には上述の色彩が推定され曲の知名度も含めOKランクとします。