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バッハ(1685-1750)

CD ミサ曲ロ短調 カラヤン&ベルリン・フィル

ミサ曲ロ短調 カラヤン&ベルリン・フィル

商品ユーザレビュー

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    johnbach  |  東京都  |  不明  |  2014年05月03日

    遅めのテンポで重厚な演奏、カラヤンらしさの出たすばらしいバッハだと思う。わたしは古楽器による原点回帰のバッハも決して否定はしないのだけれど、今日、古楽器演奏が主流になり、むしろ、プレーヤーや評論家、愛好家たちによるモダン楽器による演奏を忌避する、あるいは見下すような言動を感じるときがあるが、そんなときはいつも嫌悪感を感じてしまうのだ。実際、古楽器の濁ったような音量の少ない音色はあまり好きではない。そもそもよい音楽、よい演奏とは聴き手の自由だし、感動を覚えるのも人それぞれなんだから、60、70年代のバッハ演奏にももっと寛容になってもいいと思う。もしバッハが現代に現れて、長い時代をへて改良されたモダン楽器を手にしたらこっちで演奏してくれと言うかもしれない。バッハは進取の気性に溢れていましたからね。それにしても巨匠カラヤンの指揮でヤノビッツ、ルートビッヒ、シュライヤー等、70年代に黄金期を迎えていた名歌手のバッハが聴けることが大きな喜びです。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    食券乱用  |  神奈川県  |  不明  |  2011年09月19日

    音楽を聴く者を美音の洪水が圧倒する。小生のセンスではどこかで聞いたような表現しかできませんが、率直な感想です。 以下は趣味の問題です。 バッハの曲は現代楽器を用いた現代の奏法で演奏して欲しいです。特にマタイ、ヨハネ両受難曲、クリスマス・オラトリオ、ロ短調ミサは大オーケストラで演奏して欲しいです。指揮もオケも歌手も揃って熱い演奏です。そうしないと、音楽を聴いた気がしません。 こうした演奏はすでに絶滅種であり、ライヴで聴くことは叶わぬ夢です。何故なんでしょうか?古楽を現代楽器や大オーケストラで演奏することは間違いなんでしょうか?あるいは、多数の演奏家ご本人の好みが古楽器古楽奏法という点で偶然に一致しているのでしょうか?それとも、古楽を聴く人達の好みの主流が古楽器古楽奏法になっていて、このカラヤンのような演奏を新譜で出しても売れないのでしょうか? いずれにしても古楽演奏の昨今の状況は個人的には残念です。この盤のカラヤン節が現時点では小生にとってロ短調ミサの演奏の頂点であり、今後の購入予定CDはジュリーニ、クレンペラー、リヒター盤です。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★☆ 

    山葵  |  神奈川県  |  不明  |  2010年04月17日

    宗教的ではなく、純音楽的に美しい演奏をしている。カラヤンらしい演奏だと思う。リヒター版ももちろん素晴らしいが、バテレンでもなく純粋に音楽芸術を楽しみたいという場合は、カラヤンのような演奏の方聞きやすいし、録音状態もよい。ミサ曲ロ短調とマタイ受難曲とどちらがバッハの最高傑作かどうかはどうでもいいことだが、バテレンではないので、聖書朗読レチタティーボや同じような旋律の説明的コラールで演奏時間の大半を占める受難曲より、お馴染みのミサ曲の方が純音楽として鑑賞できる。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年04月14日

    カラヤンのロ短調ミサ曲録音盤については代表的なものが三種類あり1950年VSO、シュワルツコップ、フェリアー他による演奏、1952年VPO、シュワルツコップ、ヘフゲン他による演奏そして本盤1973〜1974年BPO、ヤノヴィッツ、ルートヴィヒ他による演奏であります。カラヤンのマタイパッションの処でも触れたのですがカラヤンのバッハ宗教曲は大変分り易く特にこのロ短調ミサ曲は聴き様によっては次々歌われる各曲が変に宗教的頑迷さを強要するといった事ではなくあくまで聴く者に対して余裕を与える・・・通俗的とも言ってしまえるのかその辺りは分かりませんが・・・従って裃を着ないで曲に身を投げ出す事が出来る感じがし更に昨今のトレンド演奏の如くの「したり顔」ではない点が受け入れ易いのです。この辺り申し上げたいのは既に東京都の方のレビューで言い尽くされている様です。本盤は演奏タイムとしてはトータル125’29(主な節毎概算タイム→KYRIE/21’15,GLORIA/39’46,CREDO/35’46,SANCTUS/17’13,AGNUS DEI/11’29)とほんの少し長めなのですがゆっくり聴きたい曲は期待通りゆっくり演奏し声楽陣もそれに呼応しております。例えばこのミサ曲のブービー曲である第23曲アルトによるアリア「アニュイスデイ」は7’33と因みにリヒター/MBOによる代表的名盤たる1961年同曲盤(トータルタイム121’40)での6’32を約一分長く聴かせてくれる類いであります。このアリアではルートヴィヒの静かな熱唱が心を打ちます。一番最初の「キリエ」コーラスは厳粛な中にもファッーとした感じでカラヤン・レガートそのものですが決してダレません(11’50)。大体本演奏ではデュエットを含むアリア部分に比較的タイムというか余裕を持たせた運びになっているようです。私が偶々共に聴いている先述のリヒター盤との比較だけで申し上げるのも誤解を招くかも知れませんがその辺りは判断して頂くとして参考までにサンプリングしましょう。第2曲S/Aデュエット6’19(リヒター以下同様5’49)、第5曲アルト・アリア5’26(4’29)、第7曲S/Tデュエット6’18(不詳)、第9曲アルト・アリア5’48(4’24)、第10曲バス・アリア4’57(不詳)、第14曲S/Aデュエット5’38(5’23)、第18曲バス・アリア6’31(5’34)、第22曲テノール・アリア8’14(7’46)・・・といった具合で一部カウント誤りもあるかも知れませんし「不詳」とした曲はコーラス部分とのセット曲の為フォロー出来ていない為でありあくまで傾向といったものであり如何にこのあたりにも気を遣った演奏かという事であります。一方コーラスの方は全体として・・例としては先の第1曲「キリエ」が11’50(12’11)・・・である如しであります。散漫にならないコーラス陣の健闘が汲み取れるし各独奏楽器の伴奏のある曲々も各々その趣旨が徹底されバッハの心底を見る様な感じに仕上がっています。冒頭にも触れましたがどうしてもカンタータ、パッション物の様に「語り」の無いミサは一本調子になり勝ちなのを上手く回避もしている様で伝統あっての素晴らしい演奏かと思います。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2009年07月20日

    重厚で劇的なバッハである。古楽器による小編成の演奏が主流となっている中で、このようなカラヤンによるバッハ演奏を古色蒼然たるものとして忌避する向きもあるが、かつての大指揮者はこうした大編成による演奏を行って、喝采を浴びてきたのである。このようなバッハ演奏の輝かしい伝統に思いを致せば、軽妙浮薄が尊ばれる現代においてこそ、伝統的な大編成によるバッハ演奏は、その原点を再認識させてくれるという意味においても十分に存在価値があるものであり、もっと評価されてしかるべきなのではなかろうか。歌手陣やカラヤンによって徹底して鍛えられたであろう楽友協会合唱団による合唱の出来も素晴らしいものがあり、録音の良さも相まって、安心してバッハの音楽の魅力を満喫することができる。本演奏は昨年SHMCD化されたが、今般のは通常CDではあるが、オリジナルジャケットを使用しており、その点も高く評価したい。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    宇野候補  |  いばらき  |  不明  |  2008年04月13日

    これも紛れも無くバッハ。  祈りの無いなんて彼のバッハを評する人もいるが、私にはなぜ祈りがないなんて言えるのかわからない。充分癒されるし、洗練のなかに天の音を感じる。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    のほほん  |  横浜  |  不明  |  2008年02月25日

    いまでは、こういう演奏はもうしないのかもしれないですが、とても綺麗な音楽です。バッハ的ではないのかもしれないですが。でも、とても聞き入ってしまいます。アーノンクールが最近のインタビューで、カラヤンがカラヤンなりにバッハをことのほか愛していたことを話していますが、それがわかるような気がします。難しいことはさておき、聞いてみてください。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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