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CD ショーソン:詩曲、レスピーギ:秋の詩、ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり、他 ユリア・フィッシャー、クライツベルク&モンテカルロ・フィル

ショーソン:詩曲、レスピーギ:秋の詩、ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり、他 ユリア・フィッシャー、クライツベルク&モンテカルロ・フィル

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    風信子  |  茨城県  |  不明  |  2016年02月20日

    惜別の歌に聞こえて涙を流しておりました クライツベルクが他界する4ヶ月前にJ.フィッシャーと共演した四つの曲はなんと不思議な美しさと透明感に覆われているのだろう 二人は協働して数々の録音を残してきた 意自ずから通ずる仲であれば この録音も自然に組まれる共演だっただろう J.フィッシャーのヴァイオリンは端正な歌い回しで音楽を紡いでゆく クライツベルクはその呼吸に合わせて折り目折り目に絶妙な間をはさんでいく ソリストが自意識過剰や孤軍奮闘の落とし穴に落ちる不安がない 音楽は無辺の天空から舞い降り大地を颯爽と吹き抜けていく風の如し風情を漂わせている どこからも見通しがいいフィールドを舞い踊り進んでいく 選ばれた4曲の配置が憎い 秋[秋の詩]から始まって夏に近い春[舞い上がる雲雀]で終わる 儚い詩情に染まるのかと思えば 中に実質協奏曲[幻想曲]を置きドラマチックな世界を展開し さらに激しい愛の葛藤を象徴した曲[詩曲]を聞かせる 一筋縄で語れない世界が展開している J.フィッシャーなかなかの曲者と見た 何度聴いても どの曲から聴いても その度に味わいが違う誠に興味の尽きない一枚だ 衷心より推薦する 

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  • ★★★★☆ 

    martin  |  神奈川県  |  不明  |  2011年05月14日

    レスピーギ秋の詩とスークの幻想曲の選曲は競合盤も少ない上に、いつもかっちりと弾くタイプの彼女の資質に合っているように思えるが、さすがに名演の多いショーソンの詩曲では、音楽に感動できるレベルではなくもの足りない。揚げひばりも細身の音色できちんと弾いている印象ばかりが目立ってしまう。 若手の演奏ではショーソンなら彼女より美音でスケールの大きい諏訪内、揚げひばりではよりファンタジーの広がりが感じられるハーンの演奏の方が好きでした。 アルバム選曲は素敵です。

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  • ★★★★★ 

    ベサメムーチョ美純  |  千葉県  |  不明  |  2011年03月10日

    ユリア・フィッシャーが、ピアノ伴奏版でない、オーケストラ伴奏のショーソンの「詩曲」を、ついにとりあげてくれるのか? 同曲は、私の中では、ヴァイオリン協奏曲の一つと、とらえており、その馥郁たる詩情性は、当たり前になり過ぎてしまったチャイ・コン、メン・コンよりも評価は高く、クラシックの曲では、もっとも好きな曲です。 なにも、21世紀型の「詩曲」を創らなくてよい。オールド・タイムのヴァイオリン奏者のスタンダードと化した同曲を、できれば古めかしく演奏して欲しい。エネスコやヌヴー(おしなべて、低い評価をされることが多いが、現段階では私はこのヌヴーの演奏を、最も評価します)などの演奏に近い音色を出してくれたら、感涙ものです。レビューを書いている時点では、発売には至らず、従って、期待点しかつけられませんが、もちろん最高の演奏をとの願いを込めて、★五つです。ヌヴーを愛聴するぐらいだから、録音技術には、あまり、注文はつけません。

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