交響曲第1番、第2番、第3番 ポンマー&ライプツィヒ放送響
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Tantaky | 長野県 | 不明 | 2015年04月18日
買ったのは8年前で、その時聞いてそれっきりになっていたこのCDを久々に聞きました。交響曲第1番の第1印象は遅過ぎて退屈な第1楽章と短すぎる第2楽章、というものでした。久々に聞いて見ましたら、この第1楽章、こんなに素敵だとは思いませんでした。ショスタコーヴィチから苦悩を抜いた楽想とでも言いましょうか、芥川也寸志の交響曲第1番の第1楽章に近いものを感じました。ただ、聞いていて、音楽の進め方が早すぎるように思いました。8年経つと音楽の嗜好が変わるもんだと思い知らされました。相変わらず第2楽章は短すぎます。2003年に改訂されたそうですので、そちらも興味津々です。交響曲第2番は印象が薄い曲です。交響曲第3番はブルックナー的らしいです。個人的にブルックナーの良さを理解できていないので…。12音技法を使っているそうですが、それでこの音の伽藍や旋律の抒情、響きの透明さを出しているのは驚きです。知らずに聞いたら驚きます。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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