トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > ショスタコーヴィチ(1906-1975) > 『賭博者』全曲 チスチャコフ&ボリショイ劇場、クルペ、グルボーキィ、他(1995 ステレオ)

ショスタコーヴィチ(1906-1975)

CD 『賭博者』全曲 チスチャコフ&ボリショイ劇場、クルペ、グルボーキィ、他(1995 ステレオ)

『賭博者』全曲 チスチャコフ&ボリショイ劇場、クルペ、グルボーキィ、他(1995 ステレオ)

商品ユーザレビュー

  • ★★★★★ 
    (1 件)
  • ★★★★☆ 
    (1 件)
  • ★★★☆☆ 
    (0 件)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 件)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 件)

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:2件中1件から2件まで表示

  • ★★★★★ 

    ユローヂィヴィ  |  大阪府  |  不明  |  2010年08月11日

    歌劇『賭博者』といえばドストエフスキイ原作・プロコフィエフ作曲による素晴らしい作品があるが、このショスタコーヴィチの歌劇『賭博者』はゴーゴリ原作による。 この作品がもし完成していたらと誰もが思うだろう。 この第一幕でこれだけの完成度なのだから全曲出来ていたら彼の歌劇作品の最高傑作となっていたに間違いない。 ソヴィエトにとどまらず、20世紀における傑作オペラの一つになっていただろう。 冒頭から聴く人の心をぐいぐい引っぱっていく。 ショスタコーヴィチはムソルグスキイがやろうとした道を歩みたいというような発言をしているが、この作品もムソルグスキイの理念を見事に引き継いだものだ。 なんといっても音楽がとても魅力的だ。 歌劇『鼻』がもつ奇抜さはないが、落ち着いた(?)雰囲気がなんともいえない。 大袈裟でないところがいい。 ヴォーカルパートにしてもオーケストレーションにしても低音が魅力的だ。 バリトンの語るような旋律、バス・バラライカ、テューバ、ファゴット、弦楽のバスの動きがいい。 「ゲーム」の場面でのヴォーカルパートが単純なリズムにのって変化したりフーガになったり音楽的に変化があっていい。 基本的には言葉の抑揚が旋律になっているが、けして単調ではない。 聴いていて楽しめる工夫が随所にある。 演奏も録音もそして歌手も素晴らしい。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    コピーマスター  |  千葉県  |  不明  |  2010年07月20日

    冒頭の数分間がとてつもなく素晴らしい。このわくわく感は何だろう。このテーマは、ヴィオラソナタの2楽章にそのまま引用しているくらいだからショスタコーヴィチ自身も気に入っていたのだろう。ただ、あとに従ってややダレてくるというか、ひねりがなくなっていくような気がする。Track4の 4’25’’ からのフーガとか意外と明快だったり。そして最後は、本当に「途中」で終わってしまう。もちろん全曲まぎれもないショスタコーヴィチの音楽であることには変わりないので楽しめる。Track3の 5’17’’ から始まるまるでテクノのような(?)部分は面白かった。もっと聴きこんでみたいと思う。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:2件中1件から2件まで表示