hs9585  |  Nagoya  |  不明  |  2004年07月18日

不世出のチェンバリストの名人芸を堪能できるすばらしいＣＤ。今後もっともっと再評価されるべき。唯一の欠点はそのリマスタリング。モノラル音源を擬似ステレオ化したものと思われるが、高音域と低音域が不自然に分離され、しかも左に大きく偏ったバランスは聴いていて非常に気持ち悪い。モノラル変換して聴けばそれほど気にはならないが‥。

 

KURO  |  福岡  |  不明  |  2004年07月11日

カークパトリックといえば、スカルラッティを語る上でなくてはならない存在である。ただ現在、多くの演奏家が様々な形でこの曲の演奏をおこなうようになったため、なんとなく昔の研究者のような位置に据えていた。久し振りに今回あらためて聴きなおしてみて新鮮な驚きがあった。真摯で端正な演奏。