リムスキー=コルサコフ:シェエラザード、リスト:前奏曲、メフィスト・ワルツ第1番 西本智実&ブダペスト・フィル
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レインボー | 不明 | 不明 | 2020年10月12日
ロシアを中心に活動していた西本智実が、新たにハンガリーのブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団と組んでキング・レコードに入れたアルバム。 同オケのアルバムとしては2枚目で前作ではドヴォルザークの新世界交響曲をとりあげたが、今回は、リムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』をとりあげている。 同曲は作曲家の代表曲とあって、既に幾多の名盤がある。 この盤はそれらに匹敵とまでいかなくとも中々良い演奏になっていると思う。 テンポが遅めなのはこの指揮者の特徴で、旋律をよく歌わせており、また遅めのテンポのおかげで壮大な演奏となっており、千夜一夜物語の世界を表現しています。 オケはハンガリーの中でも歴史ある団体だけあってか、強奏時の分厚さと、ソロの巧さは見事な物。 併せて収録されているのはリスト『レ・プレリュード』『メフィスト・ワルツ』で、中々珍しい組み合わせである。 こちらはハンガリー生まれの作曲家ということもあってか、演奏はリムスキーぐらい良いとは思わないがオケのサウンドはこちらの方が良い音がする。 録音は2008年9月で、録音スタッフには、キングやハンガリー放送の他、録音エンジニアはオクタヴィアのスタッフが担当しており、音質良好。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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猫荷古盤 | 熊本県 | 不明 | 2010年07月05日
情緒溢れる熱いシェエラザードを期待する方には、ロストロポーヴィチ盤をお勧めします。しかし直球勝負のど真ん中という演奏を聴きたい方はこの盤をどうぞ聴いてみてください。ブダペストフィルではなくリトアニア国立響との実演を聴いたばかりなのですが、シェエラザードはCDと殆ど違わない演奏でした。指揮振りはとても解かり易くオーケストラからも好かれている様子。シューマンの協奏曲で美人ピアニストと並んだ姿はまるで「ベル薔薇」の舞台のようで、若き日のリストの肖像画に似た西本さんに老若とわず女性ファンが熱狂するのも解かります。西本さんの指揮する演奏は誤解を恐れずに言うと「極めて男性的」なのです。アンコールのボレロもそう。以前聴いたCDの「悲愴」もそうです。トスカニーニ派の方なら好きになってしまうかもしれません。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ぼん | 神奈川県 | 不明 | 2009年09月19日
このシェエラザードはおもしろい。官能、絢爛豪華、豪奢、といったこの曲のイメージとは正反対の演奏だけど、なかなかその訥々とした語り口がユニークだ。特に中間二つの楽章がそう意味でいい聴きものとなっています。リストはオケの気合いと集中力が素晴らしい。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Yoda | SOUTH KOREA | 不明 | 2009年06月27日
立派だ ! リムスキー=コルサコフのシェエラザードが分かるようになったことはフィギュアスケーティングで『金妍兒(キム・ヨナ)』で初めに分かるようになった。 その時の美しい音楽を西本さんのアルバムで鑑賞することができて嬉しいです。 そしてリストの前奏曲、メフィスト・ワルツを接することができてまた嬉しいです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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