Ainadamar: Spano / Atlanta So & Choupshaw K.o'connor Rivera Montoya
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ランスロット | 埼玉県 | 不明 | 2010年12月11日
脚本も素晴らしいですが、音楽が素晴らしいです。所謂小難しい現代音楽というよりも、ポップな感覚の耳で十分その美しさを感じられます。そして、その分かりやすさの中に秘められた、深さ、悲しみが闇の中の黄昏の光のように光沢となって輝いています。オペラのストーリーとしては、悲劇的で深刻なストーリーですが、悲劇性を突き抜けたところにある希望・夢を音楽が雄弁に語っています。こういう音楽は日本では一般に紹介されていないんじゃないか知らん? オケ・歌唱いずれも充実しており、どんなに賞賛しても足りないくらいです。是非一聴をお勧めします。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ユローヂィヴィ | 大阪府 | 不明 | 2010年03月09日
この作品は2003年に初演されたがその後一部に手を加えて2005年に最終版を上演した。このCDが世界初録音になる。 まず台本が素晴らしい。文章を読むだけでも感動する。音楽ではテープやフラメンコを用いているのがまず興味を引く。それらはもちろんしっかりと動機付け(意味付け)られている。ただ、冒頭の泉の音を直接本物の音を録音してテープでオーケストラにかぶせるというのはあまりにも単純すぎるというか、テレビや映画の効果音のようで安易だと思う。 特に印象的だったのはトラック13の告解の音楽(処刑される場面。)とトラック14の銃撃音の間奏曲が聴いていてショックを受けたというか劇的な緊張と音楽的な工夫が感じられた。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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