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ドヴォルザーク(1841-1904)

SACD 交響曲第2番、第6番 マーツァル&チェコ・フィル(2SACD)

交響曲第2番、第6番 マーツァル&チェコ・フィル(2SACD)

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    Seiru  |  千葉県  |  不明  |  2010年06月12日

    ノイマン亡き後、「ドヴォ振り」のチェコ系指揮者に目立った人がいなかった中で登場したマーツァルとチェコ・フィルという強力タッグ。そんなタッグが高品質な録音に強いEXTONレーベルに録音したドヴォルザークの交響曲集。結局「ズロニツェ」が録音されないままマーツァルが退任するといった形で全集化はかないませんでしたが、ノイマンが成し遂げていない「2〜6番」を高品質な演奏、高音質での録音で発売できたことは大いに喜ばしいことです。なかでもこのCDに収められている第6番、そしてなにより第2番はチェコ・フィルの明確な復活を示す名演です。そもそも初期の交響曲はそれほど有名でなく評価すらあまりされていないようで録音も少なめですが、この第2番は、ドヴォルザークらしい旋律と対位法や管弦楽法の巧さに彩られた、ドヴォルザークの「才能」や「個性」を既に現し、予見させる秀作です。これがマーツァルやチェコフィルの安定し、かつ同郷の血の流れた演奏により、生き生きと聴こえてきます。どうしても後期交響曲(8,9番)の哀愁に目が行きがちですが、若々しさ溢れる前期交響曲も是非聴いてみてはいかがでしょうか。そのためには奇を衒った解釈もなく安定した名演の流れるこのCDは特に優れたものであると感じます。

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