交響曲第4番、第5番、第6番『悲愴』 ラファエル・クーベリック&ウィーン・フィル(2CD)
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tkofji | 静岡県 | 不明 | 2012年10月18日
ウィーンフィルとのこの演奏はあまり評価が高くないようですが、私にとってはメンゲルベルグと双璧をなす、素晴らしく且つ貴重な演奏です。とにかく一度聴いてみてください。きっとその素晴らしさを感じることができるでしょう。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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昭熹 | 東京都 | 不明 | 2011年11月28日
優れた録音集。クーベリックは、若い頃からチャイコフスキーを演奏している。後に4番と6番はバイエルン放送響とのライブ録音が発売さており、また6番はウィーンとのライブ録音もある。6番についてはこれ以前にシカゴ響とのスタジオ録音もある。4番と6番で言えば、劇的な解釈の変化はない。いずれも名演と呼ぶにふさわしい。 何より貴重なのは5番の録音であろう。個人的には、5番が最もクーベリックと相性が良いように思えるのだが、前後にスタジオ録音はなく、またライブ音源も、海賊盤などでも見当たらない。マーラーの4番同様、一見すると相性がよさそうなものとの録音、特にライブが少ないのが意外なところ。 レアという意味だけでなく、音楽的にも5番は特に優れていると言える。 クーベリックはこの時代、クレンペラーの後押しもあってか、ウィーンフィルとよくライブをおこなっている。マーラーの1番やブラームス、モーツアルトと同様、このチャイコフスキーの録音は成功例と言えるであろう。 ただウィーン時代のマーラーやブラームスはどうやら日本の評論家にはうけがよくないようで、我が国においてはあまり良いイメージがないかもしれないが、スメタナのわが祖国に見られるような録音のまずさ等の欠点はない。(解釈の上では、後年の録音とほとんど変わらないのだが。) 一般に流布しているチャイコフスキーのイメージで聴けば、それと外れるものはすべて良くないものに思えるかもしれないが、そのイメージをすてて、クーベリックのチャイコフスキーを通して、新しいチャイコフスキー像を体感してみるのもよいかもしれない。 なお6番についても、いわゆる「悲愴」的な泣きの演奏を期待しているのであれば、それは期待外れの演奏となるであろう。後年のバイエルンとのライブにしても、クーベリックの6番から「悲愴」感は感じられない。純粋な体験として、一般的な尺度をすてて聴くことをお勧めする。その時、クーベリックという指揮者の価値が、またチャイコフスキーという作曲家の価値を再認識できるのではないだろうか。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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悪代官 | 東京都 | 不明 | 2010年03月16日
私には、クーベリックがウィーン・フィルの制御を放棄したようにしか聴こえませんでした。 5番の第2楽章最初のホルンは、ダレた感じさえします。 期待して買っただけに、落胆もかなり大きいです。 私はクーベリックの演奏が醸し出す独特の躍動感が大好きですが、他のウィーン・フィルとの録音からも、やはり「手抜き?」とか「ダレてる」というような印象を受けました。 ウィーン・フィルのことなので、単にクーベリックとのそりが合わなかっただけだと思います。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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顕 | 岐阜県 | 不明 | 2008年11月24日
5番だけ昔廉価版(EMI)で聴きましたが、全く曲の良さが伝わらなかったです。後年カラヤン盤でやっと良い曲であることが分かりました。このようなクーベリックの廉価版の思い出は他にもあってシューベルトのグレイト(EMI)。シューマンの1番、4番(G) 。これらの場合は曲の良さは後にフルトヴェングラーが教えてくれました。しかし以上の曲はなんらかの問題があって大指揮者じゃないと効果を上げにくい面はあるものの、私の中ではクーベリックはへっぽこ指揮者なのです。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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kuniko89 | 愛知県豊橋市 | 不明 | 2007年01月08日
荒削りだけど、ウィーンフィルを引き摺り回した推進力のある演奏。後のDGでは伺えない若きクーベリックに魅力がある。録音も年代からすれば良好だと思う。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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風雷暴 | 横浜 | 不明 | 2004年04月22日
僕の宝物である、若きKubelikのスラブ舞曲&交7&9(deccaregend盤)の実績から、本盤(testamentのリマスターだし、値下げも嬉しかった)に大きな期待を掛けた...Unbelievable!どうしたことか、全く別人のよう。Dvorakでの若武者の覇気のカケラも感じられない。もしや、並居る巨匠達の超名演を聴き過ぎて我が感性が麻痺したか?...4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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四十路男 | 福岡市 | 不明 | 2003年11月04日
推進力のある演奏。最近のauditeの録音も良かったが、こちらはVPOとの録音でNo4だけはEMIの廉価レーベル盤で持っていたが、調べてみると後期3曲は全て録音していたことが判り、いずれどこかでお目見えすると思っていたのが当盤である。期待を裏切らず、とても迫力のある演奏。もっと、存在を知られても良い盤だと思いますが、如何でしょうか?ムラヴィン、カラヤンだけの演奏が全てではありませんよ。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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