Unto The Hill: A.crumb(S)freeman / Orchestra 2001, Black Angels: Miro.q
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ひのき饅頭 | 愛媛県 | 不明 | 2010年08月06日
「ミロク(弥勒?)が悪魔の音楽を奏でている(?)」というので確認してみると「ミロQがブラック・エンジェルスを演奏したCDが出ている」とのことだった(笑)。「ミロクを私のパソコンに降臨させてやる(?)」確認してみると、某サイトでミロQの音源をダウンロードすることを、一部のマニアさんが冗談でそう言っているのだそうだ(困惑)。ちなみにミロQの音源は某サイトで、ダウンロード件数でトップに輝いたそうだ。そのようなことが起こるはずは無いのだが、もしも仮にそのような形で人気が出たとしても(ワルノリの世界だが)、これが並みの音楽家ならすぐに消えてしまうが、この団体なら大丈夫だろう。ミロQの実力は相当なもので、アメリカのスーパーとされるSQ、エマーソンQ、フェルメールQ、クロノスQあたり、ミロQもその中に含めて良いと思う。ジョージ・クラムを演奏し、ベートーヴェンを(しかも初期)本格的に取り上げる。この姿勢は素晴らしい。クロノスQやアルディティQでもやらなかった快挙だ。クラムの「ブラック・エンジェルス」にはクロノスQの決定的な名演が有名だが(というより、あの録音は20世紀音楽屈指の大傑作録音だ)、コレと比較の対象になる演奏が出現するだけでも、これは事件だ。緻密に仕上げられた「ブラック・エンジェルス」だ。ミロクは時が来れば大勢の人を救済するため降臨するそうだが、ミロQもさらに腕を磨いて、良い音楽を求める人々を救済できるユニットになって欲しい。でも私はダウンロード(降臨)より、CD購入しますけど(笑)。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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