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バッハ(1685-1750)

Hi Quality CD ブランデンブルク協奏曲 全曲 クラウディオ・アバド&モーツァルト管弦楽団(2CD)

ブランデンブルク協奏曲 全曲 クラウディオ・アバド&モーツァルト管弦楽団(2CD)

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  • ★★★☆☆ 

    robin  |  兵庫県  |  不明  |  2024年02月15日

    これといった特徴の少ない演奏である。細かいリズムがメロディーをポツポツ切っているようで興をそがれる場面が多々ある。一例を挙げれば、第一番に多く聴かれる。その他、アバドの女性的な穏やかな音の響きがかえって特徴のない演奏にしているように思う。クレンペラーやカザルス、リヒターなどの演奏と反対の当たり障りのない心に響かない演奏である。アバドという名を横に置いといて白紙で聴いてみた結果の感想である。アバドさん、もうちょっと、何とかならないの、と言いたい。おまけで星3。この演奏から、イタリア的な響きが聴こえるなんて、本当?

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  • ★★★★★ 

    shef  |  栃木県  |  不明  |  2012年04月09日

    映像をBSで見たが、メンバーが実に楽しげに演奏していたのが印象的だった。アバドと音楽を造る、その喜びにあふれていた。 それにしても流麗でスタイリッシュなバッハだ。イタリア的、というより、コンテンポラリーで自由闊達なバッハで、聴き手もウキウキしてくる。カチッと型にはまったバッハが好きだったが、ムローヴァのバッハを聴き始めてから、少しバッハへの感覚が変わったようだ。  コンチェルトグロッソ特有の楽器同士の会話のような音楽にどこか「わたあめ」のようなふわっとしたとろけるような甘さが加わり、魅力的なバッハになっている。 逆に言えば、シューリヒトやレオンハルトのブランデンブルクの良さもさらに味わえるようになった。 そうそう、コレギウム アウレウムの演奏もリストアップされないかな。

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  • ★★★★☆ 

    CHOPINIST  |  大阪府  |  不明  |  2012年04月03日

    近年、シャイー&ゲヴァントハウス管の新録音で久々にブランデンブルクを聴くようになったのですが・・・その演奏を、本場ドイツ製・鋼鉄製の堅固なバッハと例えれば、こちらは南国イタリアの風を受けてたなびくような新しいバッハ。アバドのタクトの下、大御所から若手まで、現代屈指のソリストたちが集って作り上げた最上のバッハと言えます。ライヴ録音ならではのスリル感や即興性があり、なかなか楽しめます。ただしライヴは録音に関してリスクがあります。第4番でしたでしょうか、少しリコーダーの音がきつ過ぎて聴きづらいところもありました。しかしながら他の部分ではドイツ・グラモフォンにしては素晴らしい録音に仕上がっていると思います。

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  • ★★★★★ 

    食券乱用  |  神奈川県  |  不明  |  2011年07月30日

    アバドにはバロック期の曲と20世紀の曲をもっと多く録音して欲しい。 アバド指揮によるペルゴレージのスターバトマーテル(ロンドンso)とヴィーンモデルンのライヴ、バルトークのP協1,2番を愛聴してきた。どれもすばらしく、できるものならバッハの宗教曲やクセナキス、ブーレーズの未録音作品をアバド指揮で聴いてみたい。 やっと本題・・・このブランデンブルク協奏曲をライヴで聴いた人達がうらやましい。滅多にない楽しいライヴだったのではなかろうか。 あぁ、うらやましい、うらやましい。 DVDも買おうかなぁ・・・。その前にDVD再生機を買わねば。

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  • ★★★★★ 

    okm  |  大阪府  |  不明  |  2011年06月10日

    演奏、録音ともに申し分ないが、ブルーレイ盤だと、楽しそうに奏者同士がアイコンタクトをする様子が最高で、さらに素晴らしい。ガネーシャが弾く6番を筆頭に、うっとりするようなひとときが過ごせることを保証したい。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年04月11日

    最近では、ベートーヴェンを通り越してロマン派の作曲家にまで広がりつつある古楽器奏法やピリオド楽器による演奏であるが、バッハについては、そうした演奏様式が既に主流となっていることについては論を待たないであろう。しかしながら、かかる演奏様式が芸術的であるかどうかは別問題であり、聴き手を驚かすような演奏はあっても、芸術的な感動を与えてくれる演奏というのはまだまだ少数派と言えるのではないだろうか。ブランデンブルク協奏曲は、かつてはフルトヴェングラーやクレンペラー、カラヤンと言った大指揮者が、それこそ大編成のオーケストラを使って、重厚な演奏を繰り広げていた。古楽器奏法やピリオド楽器による演奏様式が主流となった今日において、これらの重厚な演奏を聴くと、とある影響力のある評論家などは大時代的な演奏などと酷評しておられるが、昨今の浅薄な演奏の数々に接している耳からすると、故郷に帰った時のような安らいだ気持ちになり、深い感動を覚えることが多い。最近、SACD&SHM−CD化されて発売されたリヒターの演奏(現時点では第1〜3番のみしか発売されていない)も立派で崇高な名演であるし、先日音楽之友社から発売された名曲名盤300選においても、リヒター盤が堂々の第一位を獲得している。こうしたことからすれば、バッハの演奏様式についても、現代楽器を活用した従来型の演奏を顧みるべき時期に来ていると言えるのかもしれない。そうした機運の更なる起爆剤になりそうなCDこそが、本盤におさめられたアバドによる素晴らしい名演であると考える。アバドの下で演奏している各独奏者や、モーツアルト室内管弦楽団のメンバーは、いずれも前途洋々たる将来性がある若き音楽家たちだ。そうした若き音楽家たちが、現代楽器を使用して、実に楽しげに演奏を行っており、そうした音楽家たちの明るく楽しげな気持ちが音楽を通じて聴き手に伝わってくるのが素晴らしい。本演奏には、フルトヴェングラーなどによる演奏が有していた重厚さはないが、他方、古楽器奏法やピリオド楽器による演奏が陥りがちな軽妙浮薄な演奏にも堕しておらず、いい意味での剛柔バランスのとれた名演に仕上がっている点を高く評価したい。アバドは、大病を克服した後は、音楽に深みと鋭さが加わり、皮肉にもベルリン・フィルの芸術監督を退いた後は、大指揮者という名に相応しい数々の名演を成し遂げているが、本演奏では、若くて将来性のある音楽家たちをあたたかく包み込むような滋味溢れる指揮ぶりが見事である。ブランデンブルク協奏曲を番号順ではなく、ランダムに並べた配列もなかなかにユニークであると評価し得る。録音も鮮明であり、本名演を素晴らしい音質で味わうことができるのを大いに歓迎したい。

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  • ★★★★★ 

    Kei  |  神奈川県  |  不明  |  2011年03月11日

    最近までこの曲は様々な古楽器演奏グループの過激な演奏が続いて、頭では分かっても心から楽しめる演奏はなかったように思う。この演奏はその対極にある。錚々たる各セクションのリーダーが大変若い奏者を率いて、伸び伸びとした演奏を繰り広げていて、本当に楽しく癒される。奏者が楽しく音楽すれば、聴く方だって楽しいのは理の当然。「小難しい理屈なんて脇に置いて、美しい音楽を楽しもうではないか」と言っているようなアバドの指揮ぶりである。アバドは評論家や「通」を自認する愛好家にはあまり評価されてこなかった指揮者である。しかし、こうして錚々たる名手も若者も惹きつけ、彼らに伸び伸びと腕を振るわせることのできるるアバドは、素晴らしい指揮者であると私は思う。

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  • ★★★★★ 

    ジャン=ルイ  |  千葉県  |  不明  |  2011年03月09日

    これは聴けば聴くほど味わいが深まっていくとても面白い演奏だ。第1番第4楽章終盤のトランペットとリコーダーの合奏部分など、まるでジャズの即興演奏か、はたまた上方かけあい漫才か。奏者はバッハを完全に自分たちの感覚で咀嚼して楽しみながら演奏しており、アッバードが絶妙な間合いで仕切っている。その超絶的な技巧と緻密に練り上げられた合奏の面白さは、何度聴いてもあっけにとられてしまう。 オーソドックスな演奏とは何ぞやといった大家ぶった解釈には向かわず、常に新鮮な感覚で曲を解釈しようとするアッバードの意欲の若さこそ、敬服に値するもの。黒田恭一さんに聴いいてもらいたかった演奏だ。

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  • ★★★★★ 

    Sasha  |  山口県  |  不明  |  2011年02月27日

    非常に目的意識のはっきりした明晰な演奏解釈であると思います。 それは、音そのものにも明確に表れていて、当時の演奏解釈からすると、ギミックとさえ感じられるかも知れません。 それにしても、アバドは、ベルリンを離れてからというもの、実に自由に、音楽のフィールドを駆けています。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年02月10日

    カルミニョーラ、アバドのコンビの演奏で私は本盤と同年2007年収録のペルコ゛レージの宗教曲やモーツァルト・ヴァイオリン協奏曲集を聴いていたのですがこの度新たにバッハ・ブランデンブルグ協奏曲を聴きコメントする次第です。モーツァルトの時も書いたのですがこのブランデンブルグ協奏曲はライブでDVD盤もありそれを見てアバドの病後?故なのかかなり老いた(当時74歳頃の割には)外見の感じが尚更痛々しい思いを先ずしました。大体アバドはBPO常任指揮者に登りつめるまで、そして数々のコンサート、レコーディングの超多忙スケジュールの日々そして自己表現の充実化と後進指導等の為の音楽活動という経緯で普通若い頃バロック音楽からスタートし古典、ロマン派へと移行する指揮者が多い中でアバドは比較的晩年・・・勿論まだまだ若いですよ・・・にバロック領域を少なくとも盤に多く録りだしてそういう訳なのか演奏スタイルの変化がなされつつあるなという印象を抱いています。さて、ピリオド奏法アプローチ等で一昔のバロック演奏団体のよりテンポはやはり速めなのですが所謂過激先鋭的な処はなく我々の世代でもついて行けアバドの指揮姿にかかわらずソフトな当りと爽快感が素晴らしく(アバドも老いたりとは言え元々爽快な演奏が持ち味だけに明るい基調のブランデンブルグ協奏曲には合っているようで・・・)また、ライブらしくちょっとヒャツとするというか各独奏者(あの可愛かったリコーダーのペトリも私には久しぶり)のアドリブ的な箇所や曲と曲の間の拍手も収録されてコンサートの雰囲気が味わえます。各曲演奏タイムをメモしておきましょう。第1番(タイム@3’47A3’02B3’53C7’10)、第2番(同@4’38A3’44B3’00)、第3番(同@5’16A0’23B4’46)、第4番(同@6’59A3’43B5’22)、第5番(同@8’50A4’59B5’12)、第6番(同@5’57A4’46B5’47)(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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