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ウェーバー(1786-1826)

CD 歌劇《魔弾の射手》(全曲) エーリヒ・クライバー(指揮)、ケルン放送交響楽団&合唱団

歌劇《魔弾の射手》(全曲) エーリヒ・クライバー(指揮)、ケルン放送交響楽団&合唱団

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    カラスの息子  |  島根県  |  不明  |  2016年07月06日

    昔、この録音が初めてLP発売されたされた時、いたく高い評価を受けていたので、是非聴いてみたいとずっと思い続けてきました。それから数十年、このCDをやっと購入でき、その渇を癒すことができました。クライバーの指揮の素晴らしさと、グリュンマー、シュトライヒ、ベーメの名唱に舌鼓を打ちました。ただなぜか、シュトライヒの歌うエンヒェンの二つ目のアリアが出てこないことにびっくりしました。何度聴き返しても出て来ません。どうやらカットされているようです。例の「私の伯母さんが真夜中に〜花嫁の務めは」のアリアです。どういう訳でカットされたのかわかりませんが、それだけはフルトヴェングラーのライヴで歌うシュトライヒの名唱でお茶を濁すしかありません。ともあれとても素晴らしい演奏ですので、魔弾がお好きな向きには是非お聞きになって下さい。

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    Sagittarius  |  神奈川県  |  不明  |  2009年10月03日

    クライバー親子が、2人揃って「このレベル」の音楽家になったと言うのは、殆ど前例のない、奇跡的な事ではないだろうか? 2人とも残した録音の数は多くない。エーリヒは経歴上の最盛期に戦争による中断や早過ぎる突然の死等外的理由だが、カルロスはレパートリーの狭さと比較的早かった自主的な隠棲等自己原因が主だったと思う。そうした中で「魔弾の射手」では親子共録音を残しているところが面白い。 2人の違いは?カルロスは、その天才的な閃きを感じさせる指揮で同時代の同業者から羨望の目で見られる存在だった。彼が残した幾つかの実演の録音にはその刻印がはっきりと残されている。一方、エーリヒには天才的な閃きはなかったか?私はあったと感じる。違いは、エーリヒにはその天才的な閃きを実際の音として間違いなく実現するより鍛え上げられた、該博で揺るぎない技があった。その為、天才的な閃きだけが目立つと言う事がなかったのだと思う。 エーリヒ・クライバーの「魔弾の射手」は、戦後出来たばかりのケルンの西ドイツ放送局の交響楽団と合唱団と言う新しいアンサンブルを相手に1955年3月15〜20日に行われた放送録音が音源だ。序曲だけを聞くと俄仕立ての楽団に特有の生硬さ荒さが目立つのだが、オペラが進むに連れ、劇的な起伏に富み、流れの良い音楽運びが醸し出す緊張感、歌の魅力等でオーケストラ、合唱とも巻き込まれて行き、すばらしいアンサンブルになって行くところがエーリヒのすごさだ。 録音はモノラルだが、この時代の録音としては質が高い。音楽的にはこのオペラの最も成功した録音だと思う。 配役はアガーテ:エリーザベト・グリュンマー/エンヒェン:リタ・シュトライヒ/マックス:ハンス・ホップ/カスパール:マックス・プレープスト/隠者:クルト・ベーメ/オットカール:アルフレート・ペル/クーノ:ハイナー・ホルン/キリアン:クルト・マルシュナー等、当時のドイツを代表的な歌手を主体としたアンサンブルだ。特にアガーテのグリュンマーとエンヒェンのシュトライヒは役柄に与えられた性格を巧く歌い出している。ホップの悩めるマックスも悪くない。

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