Bruce Springsteen

CD Letter To You

Letter To You

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    WM-102  |  不明  |  不明  |  03/March/2021

    スプリングスティーンがEストリートバンドと制作した久しぶりのスタジオ作品です。 この作品は、スプリングスティーンに対して今までは思ったことのない「いぶし銀」という表現 がとても合います。奇をてらったところが全くありません。70年代から今に至るまで、バンドが 積み上げてきたロック一本で勝負しています。そしてこれこそ、ファンが一番聞きたかったものです。 また、スタジオでほぼライブ録音されています。このためダイナミックな躍動感にあふれており、 またスプリングスティーンのボーカルの伸びと張りは驚異的ですらあります。 1曲目「One Minute You’re Here」は意表をつく弾き語り。2曲目「Letter To You」は抑制を効かせた前半から サビでグッと熱くなるボーカル、哀愁あるピアノとオルガン。まさにEストバンドの王道を見せます。 3曲目「Burnin’ Train」はギターのリフを生かして疾走感にあふれています。4曲目「Janey Needs A Shooter」は ちょっとソウルというか、70年代を彷彿させます。と思ったら、実際に70年代の未発表曲を新たに 録音したそうです。男性陣のワイルドなコーラスもいかにも70年代Eストバンドです。 6曲目や7曲目は2000年代を思わせるシンプルながら雄大な曲。「The Power Of Prayer」はサビでサックスが入る ところにEストバンドを強く感じます。「House Of A Thousand Guitars」はボーカルやオルガンがゴスペル風です。 9曲目「If I Was The Priest」は、最後のサビでパティ・スキャルファを中心にしたコーラスが入るところで、 こちらの胸も思わず熱くなります。ロイ・ビタンのピアノや、シンプルながらマックス・ウェインバーグの ドラムも非常によく、最後はスプリングスティーンのハーモニカが入ってきます。6分以上の曲ですが、 もっと聞いていたくなります。 最後の2曲はライブのアンコールのようです。「Song For Orphans」はじっくり聞かせて、「I’ll See You In My Dreams」 はミディアムテンポながらギター中心のアレンジ、サビはお客も合唱に加わって、盛り上がりそうです。 全体的に、演奏にすごく厚みがあります。改めて、スプリングスティーンがEストバンドと組んだ アルバムは必ず傑作が生まれると思いました。

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