その15「発見」のススメ

2015年11月21日 (土) 09:00

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HMV&BOOKS online - 総合

カゲヤマン(って誰だ?)がエンタメ初心者と自認する皆さんに向けてお贈りする、ゆるっゆるなコラム連載。 さあ、今日からあなたも【エンタメラバー】♪

HMV&BOOKS TOKYOに行ってみた


もう11月も終わります・・・。
1年があっっっという間、つか、1週間前の出来事が、もはや1年前の出来事のように思える今日この頃であります。これは年齢のせいなのか、充実の裏返しなのか、時間にもてあそばれているだけなのか。

しっかりと日々を生きていかねば。
そう思うカゲヤマンなのでした。

そんな中、つい先日、ジャニーズ所属の男の子2名が難関の気象予報士試験を突破したというニュースがありましたね。俗に言う2足のワラジという言葉ではもはやこのスゴさは表現できない、一般人が到達できないレベルになっています。前回でも「若者たちのポテンシャル」について書きましたが、眩しさを超えて、もはや目が潰れてしまう域に達しました。どうやら天は二物どころか何物も与えるようになってきているみたいです。

ふう・・・亀の甲より年の功だぜ、なんて恥ずかしくてもう言えないぜえ。

ということで、さあ、仕事をしよう!と思いつつ、先日19日にグランドオープンした「HMV&BOOKS TOKYO」に早速行ってまいりました。
既に各メディアやニュースで、渋谷モディの特集はされていましたが、ご覧になりましたか??
その渋谷モディの5〜7Fにオープンした新店舗が「HMV&BOOKS TOKYO」なのです。このお店は、これまでの“○○屋さん”という括りがない新しいお店作りを展開。なんと、括りがコンセプト単位なんですよ。

え?意味がわからんって?・・・ですよねーww

簡単に説明すると、それぞれのフロアにコンセプトがあって、5Fは【世界の食と旅】(フロアにいながら世界旅行ができる!)、6Fは【生きるヒント】(「人生」や「生命」にまつわる様々なことがわかる!)、7Fは【TOKYOカルチャー】(さまざまなカルチャーに関する全てがわかる!)。そのコンセプトにあわせて品揃えをした棚が各フロアともに展開されているのです。
例えば6Fフロアでいうと、仕事や恋愛、家庭などなど、「人生」や「生命」にまつわるさまざまなテーマから【生きるヒント】を見つけてもらおうということでたくさんのコーナーを展開。そこには、本、CD、DVD、グッズ、果ては食品に至るまでがコーナー括りでジャンルレスに陳列されているのです。しかも、それぞれのフロアには、コンセプトに関連性のある他のテナントも共存しているというスゴさ。6Fのフロアには、「保険テラス」という保険の相談窓口や、占い「ルルドの部屋」まであるのです・・・もはや【生きるヒント】というより、人生のトータルコーディネートの域に達しています(汗)。

ドラえもんの四次元ポケットみたいに何でもあるし、おもちゃ箱みたいにカラフルだし、とにかくワクワクするし、なんつってもオシャレ。
まるでそこは、“連想ゲームの具現化”のような感じなんです。棚を見ながらつらつらと歩いているだけで、一人連想ゲームを無限に(オーバー?)楽しめるような流れになっているんですよ。その中で、自然に新しい発見、新しい出会いができるように作られているという。

いやー面白かったなあ。
多分、(そんなことを考えて店舗に足を運ぶ人はいないと思いますけど)連想ゲーム好きにはたまらないですよ。お約束します。

「発見」について考えてみた


実際に現場に足を運んで、目で見て、手にとって・・・という五感をフル活用する「体験」が大事なことはこれまでにも書いていますが、やっぱり「体験」を通じていろいろなことを感じられるのはもちろん、湧き上がった感動は何にも替え難いものがあります。

そういう意味でいうと、たとえ家の中でも、街中をプラプラしているだけでも、意識ひとつでなんでも違って見えてくるし、特別に見えてくることがありますよね。
俗に言う、「アンテナ」や「感度の高さ」といったものでしょうか。
そこに自信がある、いえば「ボーっとしていない人」「常に意識している人」が、「発見」できる人なんだろうなと思うんです。

エラそうに聞こえたらごめんなさいなんですが、カゲヤマンも相当にボーっとしてます。
誰かに指摘されて「え???」なんてこと、ばっかりです。
だからこそ、分かるのです。
ボーっと生きることがいかにもったいないか、ということが。

意識をすれば、どんな場面でも何かしら気付けることや「発見」できることがあるけれども、逆を言えば、どんなステキな場面でも、意識していないとダダ漏れ状態で「発見」どころの騒ぎではない。でも、ボーっとすることに慣れている人間が、突然意識を持って瞬間瞬間を生きることは難しい。「そんなハードル高いことっ・・・!!!」と叫んで逃げ出したくなります。
そんな私たち(あえて自分も入れています・・・)こそ体験すべきなのが、気負わず自然に楽しめる“ながら体験”ができるような場所なのではないでしょーか。
例えば、先述のHMV&BOOKS TOKYOのような複合的なショップでひとまず全コーナーを網羅してみる(渋谷の店舗にこられない方は、ぜひお近くのデパートやショップへGO!)、街中の流行りのいろいろな場所に足を運んでみる、気になったアーティストの曲をシングルではなくてアルバムで全曲フルで聴いてみる、流行りの漫画を一気に読破してみる・・・などなど。
こうして自分を刺激していくことで、毎日の生活がさまざまな「発見」で満ち溢れてきそうじゃないですか?そしてその「発見」を楽しくお手伝いするのが、エンタメですよ。なんだかんだいっても楽しそうに見えるものの方が見た目のハードルは低いですからねww オススメです★

いつもと違うことを、ちょっとだけ意識してやってみる。
そこにきっと「発見」はあるハズ!!!

あーそう考えたらワクワクしてきたなー。
改めて今週末にでも渋谷の新店舗に行って、今度はじっくりと隅から隅まで全棚を制覇して、新たな「エンタメの発見」をしてこよう!と思ったカゲヤマンなのでしたーー。
人生楽しく生きてナンボだわ♪

ではまた来週―♪


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