【映像】ソフィア国立歌劇場/ワーグナー:『さまよえるオランダ人』
2023年12月08日 (金) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
パンチャレヴォ音楽祭より湖畔の『さまよえるオランダ人』登場!
俊英ロッセン・ゲルゴフ指揮、クルト・リドルがダーラント役と歌唱指導を兼務
ブルガリアの首都ソフィア郊外、風光明媚なパンチャレヴォ湖の湖畔で開催されるパンチャレヴォ音楽祭。本作は2022年夏に開催されたこの音楽祭でのソフィア国立歌劇場による『さまよえるオランダ人』の上演収録です。湖畔に組み立てられたステージは、上演の演出も務める歌劇場の芸術監督プラメン・カルタロフが20世紀イギリスの彫刻家バーバラ・ヘップワースへのオマージュとして設計製作したユニークなもの。
題名役のドイツの歌劇場を中心に活躍するマルクス・マルクヴァルト、ゼンタ役のブルガリア歌劇場生え抜きの名花ラドスティーナ・ニコラエワ、同じくブルガリア出身で国際的なキャリアを築きつつある新鋭アレクサンドリーナ・ストヤノヴァがマリー役で見事な歌唱を聴かせます。加えてオールド・ファンに懐かしい「ザ・メガ・バス」の異名をとるクルト・リドルがダーラント役を務めているのも注目です。クルト・リドルは本公演の歌手たちにドイツ語の歌唱指導も行っています。
西に傾く日差しの中で始まり、次第に暮色が深まり暗い夜へと移っていく湖畔の風景を背景としたステージで、カルタロフ演出のもとブルガリアの俊英ロッセン・ゲルゴフ率いるソフィア歌劇場オーケストラのダイナミックで引き締まった演奏による『オランダ人』が雰囲気豊かに繰り広げられます。(輸入元情報)
【収録情報】
● ワーグナー:『さまよえるオランダ人』全曲
オランダ人/マルクス・マルクヴァルト(バス・バリトン)
ダーラント/クルト・リドル (バス)
ゼンタ/ラドスティーナ・ニコラエワ(ソプラノ)
エリック/コスタディン・アンドレーエフ(テノール)
舵手/ダニエル・オストレツォフ(テノール)
マリー/アレクサンドリーナ・ストヤノヴァ(アルト)
ソフィア国立歌劇場合唱団(合唱指揮:ヴィオレタ・ディミトロワ)
ソフィア国立歌劇場管弦楽団
ロッセン・ゲルゴフ(指揮)
演出・美術:プラメン・カルタロフ
衣装:レオ・クラシュ
照明:アンドレイ・ハジディンジャク
振付:タチアナ・ヤネワ
収録時期:2022年7月16日
収録場所:ブルガリア、パンチャレヴォ湖音楽祭(ライヴ)
ビデオ監督:ツェンカ・カラジエワ
収録時間:146分
画面:カラー、16:9
歌唱言語:ドイツ語
字幕:日本語、ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語、韓国語