スラトキン&セントルイス響/ガーシュウィン:管弦楽作品集
2023年05月10日 (水) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
VOX AUDIOPHILE EDITION
ガーシュウィン生誕125周年。
スラトキン&セントルイス響のヒット・アルバムが新リマスターで登場
ガーシュウィンの管弦楽作品の全貌がまだ広く知られているとは言えなかった1974年に、「VOX」はスラトキンとセントルイス響を起用してピアノを含む管弦楽作品をクアドラフォニック方式のLP3枚組のセットで発売。ノリ良く、精度の高い演奏により、ガーシュウィンのシンフォニックな作品の魅力を広く世に知らしめました。このCDにはそこから管弦楽作品を集めています(ソロ・ピアノをフィーチャーした作品集も続けてリリース予定)。
これらの作品にはオーケストラの中の楽器にソリスティックな見せ場が多々あり、広がりと奥行きを感じさせる音場の中にソロ楽器が浮かび上がるマーク・オーボートの録音マジックが一層の効果を挙げています。選曲・演奏・録音が揃った名盤と言えるでしょう。プロムナードではアンドレ・コステラネッツが使ったパート譜が使われています。
ブックレットには初出LPの解説書から該当作品の解説(英語)と7枚の写真が転載されています。(輸入元情報)
【収録情報】
ガーシュウィン:
1. パリのアメリカ人(1925)
2. 子守歌(弦楽オーケストラ版、1920)
3. プロムナード(室内オーケストラ版、1937)
4. キューバ序曲(1932)
5. キャットフィッシュ・ロウ〜『ポーギーとベス』からの組曲
I. Catfish Row
II. Porgy Sings
III. Fugue
IV. Hurricane
V. Good Mornin', Sister
ジョン・コーマン(ヴァイオリン・ソロ:2)
ユアン・タン(チェロ・ソロ:2)
ジョージ・シルフィーズ(クラリネット・ソロ:3)
バーバラ・リーバーマン(ピアノ・ソロ:5)
デイヴィッド・モートランド(バンジョー・ソロ:5)
セントルイス交響楽団
レナード・スラトキン(指揮)
録音時期:1974年
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
1974年LP初リリース
【VOX AUDIOPHILE EDITION】
マーク・オーボートとジョアンナ・ニックレンツのコンビ「Elite Recordings」が制作した優秀録音をマイク・クレメンツが24bit/192kHzで新規リマスターするプロジェクト、「VOX AUDIOPHILE EDITION」。去る2023年3月19日に亡くなったマーク・オーボートについて、レナード・スラトキンが次のようなコメントを寄せました。
「50年以上の長きにわたる録音歴において、マーク(・オーボート)以上のエンジニアはいませんでした。ジョアンナ・ニックレンツと組んだ録音は考えうる限り最高の仕上がりとなりました。私もオーケストラも、どんな小さなミスさえも見逃してもらえませんでしたから。
とは言っても、マークは優雅で洗練され、ウィットがあって、魅力いっぱいの人物でした。最悪の事態に直面した時でも、常にパイプをくわえたまま確固たる態度で、しかし相手を立てて乗り越える術を心得ていました。マークと現場を共にした人、その仕事のクオリティを知る人ならば、録音エンジニアとして真っ先に名前が挙がるのは彼でしょう。」(輸入元情報)
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※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。