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　2021/05/24

まず国内でゴジラのアナログレコードのセットが手に入る事自体が素晴らしい。タイアップ曲、劇中曲、劇中歌とマニアックなところをついた内容は文句なしである。これまで出た7インチシングルの復刻だけでなく、もしこの曲が7インチシングルで出ていたら…というifを現代において実現する試みもゴジラファンとしても、アナログファンとしてもとても嬉しい。
ジャケットは基本的に一枚紙であるが、『怪獣マーチ』の、開くと縦長になるジャケットはオリジナルの形を踏襲したものと思われ、当時の遊び心を引き継ぐ工夫が何とも心憎い。他にもオリジナル盤を意識した冊子状のものもあり、どれも一見の価値あり。『シン・ゴジラ』以外は、当時のアイテムだと言われても違和感を感じないくらいにデザインが細部まで凝っている。
ここに収録されているどれか一曲でもアナログから聴いてみたければ、買って全然損はない。
あの曲が無い、この曲が無いということが出来るが、第一弾としてはとても満足している。どうかこれからもシリーズとして第二弾、第三弾と続いていって欲しい。個人的には、ザ・ピーナッツ演じる小美人が歌う歌を求む。