モーツァルト(1756-1791)

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CD 輸入盤

モーツァルト:『バスティアンとバスティエンヌ』仏語版、ペルゴレージ:『奥様女中』仏語版 G.ジャリ&ヴェルサイユ王室歌劇場、カルリエ、他(2022 ステレオ)(2CD)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CVS105
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

フランスを軸とした18世紀音楽の変遷に迫る、意外な2作品の「フランス語版」

イタリア・オペラがフランスに根付くきっかけを作ったペルゴレージの傑作喜歌劇『奥様女中』と、当時のフランス語オペラを手本にして少年モーツァルトが書いたドイツ語音楽劇『バスティアンとバスティエンヌ』を、それぞれ異なる歴史的文脈の中で生まれたフランス語訳ヴァージョンで録音した2枚組アルバム。
 1752年にパリのオペラ座(王室音楽アカデミー歌劇場)がとりあげたイタリア語オペラ『奥様女中』は、フランス独自の音楽発展を目指すラモーらの猛反発と百科全書派の大絶賛を巻き起こし、その両派の激しい対立は「ブフォン論争」の名で音楽史にも刻まれました。そんな中、ペルゴレージの音楽の魅力を先入観なしに知ってもらおうと、弁護士ボーランは台本を訳し1754年に『奥様女中』フランス語版を作成。レチタティーヴォはオーケストラ付き部分以外省かれ、台詞の対話に替えられました。
 他方、劇作家&歌手のファヴァール夫妻は『奥様女中』の向こうを張るフランス語による牧歌劇パロディ「バスティアンとバスティエンヌの恋」をその前年に披露。後年オーストリアでフランス劇団に接する機会もあった少年モーツァルトはこれを下敷きにしたドイツ語台本に曲をつけ、1768年に1幕物のジングシュピールを完成(K.50)。こちらは19世紀末にフランスの文芸批評家ウィリと作家アルトマンがフランス語版を作成しています。
 ヴェルサイユ宮殿に集う古楽器楽団は今回、俊才歌手3人と共にこれら2作のフランス語版を録音。フランス・バロック作品の演奏に秀でたガエタン・ジャリは台本の持ち味をよく生かした音作りで、両作曲家の母語では見えてこなかった典雅な音楽的魅力に迫り、18世紀音楽の奥深さを改めて実感させてくれます。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
● モーツァルト[1756-1791]:『バスティアンとバスティエンヌ』 K.50〜1幕のジングシュピール

 フランス語訳:アンリ・ゴーティエ=ヴィラールス(通称ウィリ)[1859-1931]&ジョルジュ・アルトマン[1843-1900]

Disc2
● ペルゴレージ[1710-1736]:『奥様女中』〜2幕の音楽喜劇

 フランス語訳:ピエール・ボーラン[1710-1764]/対話部分翻案:ローラン・デルヴェール

 バスティエンヌ/ゼルビーヌ…アデル・カルリエ(ソプラノ)
 コラス/パンドルフ…マルク・スコッフォーニ(バリトン)
 バスティアン…ダヴィド・トリクー(テノール)

 ヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団(古楽器使用)
 フィオナ・プパール(ヴァイオリン/コンサートマスター)
 セシル・シャルトラン(チェンバロ)
 ガエタン・ジャリ(指揮)

 録音時期:2022年12月18-21日
 録音場所:ヴェルサイユ宮殿「マレンゴの間」
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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