メンデルスゾーン(1809-1847)

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CD 輸入盤

ピアノと弦楽のための協奏曲、二重協奏曲 ベズイデンホウト、ゴルツ&フライブルク・バロック・オーケストラ

メンデルスゾーン(1809-1847)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMC902082
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

フォルテピアノの申し子、
ベズイデンホウトのメンデルスゾーン
一音一音の多彩な表情


フォルテピアノの申し子、クリスティアン・ベズイデンホウト。近年は王子ホールでのリサイタルや、オーケストラ・リベラ・クラシカとの共演のために毎年のように来日、どのコンサートでも、実に感動的な演奏を聴かせてくれており、日本での評価も急速に高まりつつあります。ホグウッド指揮NHK交響楽団との演奏会ではモダン・ピアノでの素晴しい演奏を聴かせてくれましたが、自身「音楽活動のうち95〜98%はフォルテピアノ」と言う通り、彼の真骨頂はフォルテピアノ。一音一音の表情が実に多彩で、時に笑いかけ、時に涙するような、変幻自在の柔らかな音楽性で聴き手を包み込みます。
 ピアノ協奏曲イ短調は、姉のファニーのために書かれ、1822年12月5日の日曜音楽会で初演されました。半音階的な第2主題など、モーツァルトを思わせる空気も感じさせます。第2楽章はレチタティーヴォ風にピアノが優雅に歌う楽章で、ベズイデンホウトの音楽性の天賦の才が輝きを放ちます。第3楽章は全体的にイ長調的な明るさに満ちていますが、最後に怒濤のようなイ短調の激しいコーダがあらわれ、イ短調の作品として全体をググっと引き締めています。
 ニ短調の二重協奏曲は、1823年の5月に最初に完成、その後7月にティンパニなどに手を加えたかたちでここに演奏された版が完成しました。メンデルスゾーン自身のピアノと、彼の幼い頃からの親友でヴァイオリン教師でもあったエドゥアルド・リーツ[1802-32]によって初演されました。第2楽章の夢のように美しいピアノとヴァイオリンのかけあいがとにかく見事、ロマン派を予感させます。
 メンデルスゾーンの才能、そしてベズイデンホウトの音楽の豊かさがまばゆいばかりに広がる、見事な出来栄えの1枚です。ベズイデンホウトの今後の活動からますます目が離せません。(キングインターナショナル)

【収録情報】
メンデルスゾーン:
1. ピアノと弦楽のための協奏曲イ短調 MWV 02 (1822)
2. ヴァイオリン、ピアノと弦楽のための協奏曲ニ短調 MWV 04 (1823)

 クリスティアン・ベズイデンホウト(フォルテピアノ)
 copy after Conrad Graf 1824, built by Rodney Regier, 1989, Freeport, Main (USA)
 overhauled by Edwin Beunk and Johan Wennink in 2002 - collection Edwin Beunk

 フライブルク・バロック・オーケストラ
 ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指揮、ヴァイオリン:2)

 録音時期:2010年4月
 録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ
 録音方式:デジタル(セッション)

収録曲   

  • 01. I. Allegro (Concerto for Piano and Strings in A minor)
  • 02. II. Adagio
  • 03. III. Finale. Allegro Ma Non Troppo
  • 04. I. Allegro (Double Concerto for Piano, Violin and Orchestra in D minor)
  • 05. II. Adagio
  • 06. III. Allegro Molto

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