プラムゾーラー新録音、ヘレンダールの未出版ソナタ集!
南チロルから世界へと羽ばたいた21世紀世代のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーは、アンサンブル・ディドロやインターナショナル・バロック・プレーヤーズを主宰し、師であるレイチェル・ポッジャーのブレコン・バロックのメンバーとしても活躍する若き名手。2013年に自身のレーベル「Audax(オーダックス)」を立ち上げ、高い技術と深い知識で17世紀〜18世紀の知られざるバロック・レパートリーを発掘しています。
プラムゾーラーが新たに発掘するのは、オランダ出身で、後期バロック時代のイングランドで活動したコンポーザー=ヴァイオリニスト、ピーター・ヘレンダール。ロンドンには定住せず、オックスフォード、キングズ・リンと移り住み、1762年以降はケンブリッジへ居を構え、生涯オルガニスト兼教師として過ごしました。
ここでは、ケンブリッジのフィッツウィリアム博物館に手稿譜が保管されている未刊行の11のソナタのうち、最初の6曲を収録。旋律線に真髄があり、その劇的な構成に知性を湛えたその作品からは、ヘレンダールが作曲家兼ヴァイオリン奏者として十分な力量を持った人物であったことがわかります。日本語解説付き。(photo by Marine Cessat-Begler)(輸入元情報)
【収録情報】
ヘレンダール:ケンブリッジ・ソナタ集
● ソナタ第2番イ長調
● ソナタ第3番ニ短調
● ソナタ第4番ニ長調
● ソナタ第1番イ長調
● ソナタ第5番ハ長調
● ソナタ第6番ニ長調
ヨハネス・プラムゾーラー(ヴァイオリン)
チェ・グゥリム(チェロ)
フィリップ・グリスヴァール(チェンバロ)
録音時期:2018年12月11-13日、2019年7月21日
録音場所:カイザースラウテルン、SWR(南西ドイツ放送)スタジオ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
全曲世界初録音
日本語解説付き