CD 輸入盤

交響曲第1番(第2稿/ブロシェ版)、スケルツォ(1865/グランジャン版) マルクス・ポシュナー&リンツ・ブルックナー管弦楽団

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
C8094
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


#bruckner2024
ブルックナー:交響曲第1番(第2稿/ブロシェ版)、スケルツォ(グランジャン版)


「CAPRICCIO」レーベルと国際ブルックナー協会の主導で、ブルックナーの生誕200年にあたる2024年中にブルックナーの全交響曲のすべての稿(バージョン)を録音する企画 「#bruckner2024」の第15弾。
 交響曲作家ブルックナーのデビュー作『第1番』をめぐる興味深いアルバム。最後に収められた1865年作のスケルツォは第1番のスケルツォ楽章として作曲されたと見られますが、後に差し替えられたため、演奏・録音の機会に恵まれませんでした。主部は第1稿、第2稿のスケルツォとは別物ですが、トリオの素材は共通しており、ブルックナーの音楽的成長を知る上で興味深いものです。ここでは1995年に出版された楽譜を使用。もはやブルックナーのスペシャリストの感のある当コンビの録音は貴重な資料となります。
 交響曲第1番は1865年に着手され、翌66年に完成(第1稿)、68年にリンツで初演された後、1877年以後数回の改訂を経て91年に改訂版(第2稿)が完成しました。2つの稿の間には基本的な素材や構造の面では大きな違いはありませんが、第8番までの経験をふまえて世に出された第2稿ではオーケストレーションがより熟達し、アーティキュレーションやフレーズは理解しやすいように整えられています。この点をブルックナーのオリジナルの発想が薄められたと見るか、完成度が高められたと取るか、評価の分かれるところですが、作曲家が公認して出版した演奏会用バージョンとしての第2稿の地位が揺らぐことはなく、両者を比べて楽しみたいところです。(輸入元情報)

【収録情報】
ブルックナー:
1. 交響曲第1番ハ短調(第2稿/ギュンター・ブロシェ校訂版)

 I. Allegro (12:18)
 II. Adagio (11:38)
 III. Scherzo: Lebhaft, Trio: Langsam (8:45)
 IV. Finale. Bewegt, feurig (13:48)

2. スケルツォ(1865年/ヴォルフガング・グランジャン校訂版) (5:30)

 リンツ・ブルックナー管弦楽団
 マルクス・ポシュナー
(指揮)

 録音時期:2023年2月7-9日(1)、2024年1月8日(2)
 録音場所:リンツ、ムジークテアター・リハーサルホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


【#bruckner2024について】
ウィーンを拠点とするレーベル「Capriccio」がブルックナー研究の第一人者でイェール音楽大学院のポール・ホークショーの監修の下、ブルックナーの生誕200年にあたる2024年までに全交響曲のすべての稿を録音するというプロジェクトです。少なからぬ曲で目下刊行が進んでいる新ブルックナー全集(NBG)の楽譜が使われる予定。
指揮者には全曲を通じてマルクス・ポシュナーを、オーケストラはポシュナーの手兵リンツ・ブルックナー管弦楽団を主体にウィーン放送交響楽団も起用。ブルックナー・ファンにとっては目と耳の離せないシリーズとなりそうです。(輸入元情報)

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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