SHM-CD

ピアノ・ソナタ第3番、チェロ・ソナタ、他 マリア・ジョアン・ピリス、パヴェル・ゴムツィアコフ(2CD)

ショパン (1810-1849)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG4827
組み枚数
:
2
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD

商品説明

マリア・ジョアン・ピリスの芸術
ショパン:後期作品集(2SHM−CD)


後期ショパンの「傑作の森」への散策! ショパン晩年の1844年以降の作品に焦点を当てた作品集です。(ユニバーサルミュージック)

【収録情報】
Disc1
ショパン:
1. ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
2. 2つの夜想曲 Op.62(第17番、第18番)
3. 3つのマズルカ Op.59(第36〜38番)

Disc2
4. ポロネーズ第7番変イ長調 Op.61『幻想』
5. 3つのマズルカ Op.63(第39〜41番)
6. 3つのワルツ Op.64(第6〜8番)
7. マズルカ Op.67-2, 4(第45番、第47番)
8. チェロとピアノのためのソナタ ト短調 Op.55
9. マズルカ第51番ヘ短調 Op.68-4

 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)
 パヴェル・ゴムツィアコフ(チェロ:8)

 録音時期:2008年5月(1,8)、7月
 録音場所:オランダ、ヒルヴェルスム、Muziekcentrum
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 ルビジウム・クロック・カッティング

【マリア・ジョアン・ピリス】
1944年ポルトガルのリスボン生まれ。ポルトガルとドイツで学ぶ。1970年ベートーヴェン生誕200周年記念コンクール優勝。ピリスは1970年以来、芸術が人生、社会、学校に与える影響の研究に没頭、社会において教育学的な理論をどのように応用させるか、その新しい手法の開発に身を投じてきた。1999年に芸術研究のためのセンター、ベルガイシュを創立、現在、ベルガイシュにおける哲学と教育を、スペインのサラマンカやブラジルのバイーアに広めている。2008年NHK教育テレビの「スーパーピアノレッスン」講師。(ユニバーサルミュージック)

内容詳細

ポルトガル出身の女性ピアニスト、ピリスによるショパン晩年1844年以降の作品集。ソナタの第3番や練習曲集など後期のピアノ作品に加えて、チェロ・ソナタを加えているところがピリスらしい。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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美しい響きの録音です。ソナタ第3番は素晴...

投稿日:2014/01/27 (月)

美しい響きの録音です。ソナタ第3番は素晴らしい。

カズニン さん | 東京都 | 不明

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M.J.ピリスと言えば確かTVでのピアノレッス...

投稿日:2013/10/21 (月)

M.J.ピリスと言えば確かTVでのピアノレッスンのプログラムでの教えぶりがいまだに目に浮かんで来ます。彼女は年齢からすれば小生世代に属するのでしょうが(詳細な事は勿論覚えてはいないけれど)音楽への真摯な姿勢を通して実に・・・喋っている事は特に力まず自然体でしかも何故か普遍的な示唆に富んだ「域」に達したものに感じられ正直私達同世代の者でも阿吽では中々なのにあの番組での生徒にどこまで理解されたのか・・・。ゆっくり後になって噛み締めてみる感じなのでしょう。本盤はショパンの晩年心境期の作品を円熟したそのピリスが2008年64歳の頃・・・今述べた番組も概ねその頃だったと思います・・・とをラップさせる様な企画でもあるのか、私は偶々本CD収録曲中ピアノ・ソナタ第3番(タイム@13’41A2’43B10’23C5’57)を聴きメモを録った次第です。何とじっくりとした雰囲気の内にショパンの晩年心境を抑制を利かしてストイックなまでに表現して最早彼女の「私の究極の望みは、何も表現しないで表現すること」の領域ではないでしょうか。テンポ的にも御覧の様に各楽章ゆったりとした運び具合で決して技巧発露の作業ではなく正にあの番組で断片的に残っている言葉の領域の実証なのでしょう。若い頃はちょっと知性勝ちの彼女が大病を経た為なのか円く分り易い人柄になったようでもあるし、親日家の彼女が若き頃W.ケンプの薫陶も受けていたというのがケンプファンだった私の満足度を高めてもくれています。大人の演奏なのかも知れません。本盤二枚組で他の収録曲は次の様になっており聴き進めたいと思います(★一つ保留して・・・)→夜想曲・・・第17番(同7’24)、第18番(同6’30)、マズルカ・・・第36番(同3’22)、第37番(同2’42)、第38番(同3’35)、第39番(同2’05)、第40番(同2’08)、第41番(同2’08)、第45番(同1’38)、第47番(同2’32)、第51番(同2’31)、ポロネーズ第7番「幻想」(同14’13)、ワルツ・・・第6番(同1’57)、第7番(同3’16)、第8番(同3’33)、チェロ・ソナタ(チェロ・・・ゴムツィアコフ、タイム@17’10A5’36B3’56C7’17)(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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後期の作品でまとめる形はアシュケナージも...

投稿日:2013/01/25 (金)

後期の作品でまとめる形はアシュケナージもDECCAから出していたはず。あれも軽快な粒ぞろいの音でまとめられて楽しかった。ピリスのこの盤はじっくり聴かせる演奏でアシュケナージとは趣が異なると感じた。ピリス盤では晩年(と言っていいかわからないが)のショパンの静かなまなざしを感じさせる。ソナタ第3番は決然としていながら、そして静謐。第3楽章の静けさには心が洗われる。マズルカやノクターン、ワルツなどの小品も大切に弾かれる。ひとつひとつが小さいけれどほのかな光を放つ宝石のような味わい。チェロ・ソナタが最後に弾かれるのもいいプログラミングだと思う。いくらいいピアノでも2枚ずっとでは疲れる。もちろん「箸やすめの一曲」というレベルでない凛とした演奏。愛好者のみでなくこれからショパンを聴き始める方にもじっくり付き合えるCDとなると思う。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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ショパン (1810-1849)

。39年の短い生涯を、作曲とピアノ演奏で駆け抜けた「ピアノの詩人」の素晴らしい音楽が世界中で鳴り響きます。世界各国でさまざまなコンサートやイベントがおこなわれ、CDやDVDなど、数多くの音楽ソフトもリリースされ、ショパンの音楽が過去最高の注目を集めるにぎやかな年になりそうです。

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