Blu-rayオーディオ 輸入盤

交響曲第3番『イリヤ・ムーロメツ』 ファレッタ&バッファロー・フィル

グリエール(1875-1956)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
NBD0041
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
Blu-rayオーディオ
その他
:
輸入盤

商品説明

グリエール:『イリヤ・ムーロメツ』
ファレッタ&バッファロー・フィル


ロシア、キエフで生まれ、モスクワ音楽院でタネーエフ、アレンスキーらに作曲を学んだグリエール。しかし実は彼の父はドイツ人で、母はポーランド人。祖先を辿ってもロシア人はいなかったようです。そんなグリエール、バレエ音楽『けしの花』や幾つかの協奏曲が知られていますが、この交響曲第3番は彼の最高傑作として讃えられる見事な作品です。
 このイリヤ・ムーロメツとは中世ロシアの伝説上の英雄の名前。並外れた力持ちであったとされ、数多くのエピソードが伝えられています。グリエールはそんな英雄にまつわる4つのエピソードを選び出し、重厚な交響曲を描きだしました。ロシア国民主義と後期ロマン派の手法を結びつけた表現的で雄大な作品からは、例え、ムーロメツの個性を知らずとも、各々の聴き手の脳裡にその人物像が鮮明に浮かび上がるだけの表現力が溢れ出しています。ファレッタの指揮は、グリエールの完膚なきまでの構築性を存分に浮かび上がらせています。
 CDは、8573161で既発売。(NAXOS)

【収録情報】
● グリエール:交響曲第3番ロ短調 Op.42『イリヤ・ムーロメツ』 (1911)
 第1楽章『巡礼者、イリヤ・ムーロメツとスヴャトゴール』 [21:24]
 第2楽章『イリヤ・ムーロメツと山賊ソロヴェイ』 [20:03]
 第3楽章『太陽王ヴラディーミル公の宮殿にて』 [07:10]
 第4楽章『武勇伝とイリヤ・ムーロメツの石化』 [23:04]

 バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団
 ジョアン・ファレッタ(指揮)

 録音時期:2013年5月3-5日
 録音場所:ニューヨーク州バッファロー、クレインハウス・ミュージック・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 Recorded and edited in HIGH DEFINITION 24-bit, 96 kHz PCM Surround
 Presented in HIGH DEFINITION 24-bit, 96 kHz
 5.1 Surround - DTS-HD Master Audio / 2.0 Stereo - PCM

内容詳細

グリエールは1875年のキエフ生まれ。彼の代表作交響曲第3番は伝説上の英雄「イリヤ・ムーロメツ」の物語を題材にした、演奏時間70分を超える壮大な音楽。民族色と後期ロマン派的な音楽が融合した圧倒的な音響の渦が、BDオーディオで96/24のLPCMステレオとDTS-HD5.0chサラウンドで収録されている。(長)(CDジャーナル データベースより)

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Blu-ray Audioでこそ聴きたいグリエール 7...

投稿日:2018/06/22 (金)

Blu-ray Audioでこそ聴きたいグリエール 70分を超える大曲「イリヤ・ムーロメツ」を夏の窓を開け放って聴いていると 第二楽章は窓辺に小鳥たちが集まってきて一緒に歌う 部屋が森の中に吸い込まれたような錯覚がするほどだ グリエールの音楽は劇的であっても明るいソノリティに覆われている ロシア音楽でありながら陰鬱さ悲壮さを纏わないが故に爆発的な人気を獲得できないようだ だが元々ロシアの血が入っていないのだから宜なるかなである それ以上に環境と本人の性質が音楽に向日性をもたらしたのだろう 1911年完成の大交響曲はロマン派末期ということもあり四管編成の大オーケストラを起用している その響きの豊かさ深さはマーラーを凌ぐ この年マーラーは亡くなっている ファレッタ&バッファローpoは豪快に鳴らすも柔らかく繊細に歌うイントネーションを大切にする 非常に美しい演奏になった 管弦楽の醍醐味を味わうならこれだ あなたも如何

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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