CD 輸入盤

エルガー:チェロ協奏曲、ブロッホ:シェロモ ゲイリー・ホフマン、クリスティアン・アルミンク&リエージュ・フィル

エルガー(1857-1934)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
LDV42
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

第1次世界大戦のチェロ

カナダ出身の中堅チェリスト、ゲイリー・ホフマンの新譜は、第1次世界大戦のさなかに書かれたヘブライ狂詩曲『シェロモ』と、大戦直後に書かれたエルガーのチェロ協奏曲というプログラムです。アルミンクと共演しているのも注目です。
 『シェロモ』は大量殺人が繰り返される荒廃したヨーロッパを脱出し、亡命者としてアメリカに身を寄せていたエルネスト・ブロッホ[1880-1959]のつらい境遇が映し出されているようでもある作品で、完全な否定と共に幕が閉じられる作品です。そして、大戦で身も心も疲弊したエドワード・エルガーのチェロ協奏曲。当時エルガーは62歳。かつての大成功作ヴァイオリン協奏曲を振り返り、協奏曲の形式に再び向き合うことで、不幸を追い払おうとしたのでしょうか。ホフマンが、アルミンクと素晴らしいオーケストラという力強い共演者を得て、大きなスケールでチェロをうたわせています。
 ホフマンはシュタルケルに師事した経歴をもちます。シュタルケルはバルビローリの指揮でエルガーのチェロ協奏曲を演奏したことがあり、その時にバルビローリから作品に秘められた表現について詳細に教えを受けたといいます。ホフマンはシュタルケルからこの作品についてのヴィジョンを得ています。また、ホフマン自身ブロッホの娘に会ったことがあるなど、ブロッホについても並みならぬ感情を持っています。
 ゲイリー・ホフマンはカナダ出身。15歳でロンドンのウィグモア・ホールにデビュー。1986年ロストロポーヴィチ国際コンクールで優勝。1990年からパリ在住。2011年にブリュッセルの名門エリーザベト王妃音楽大学の教授に就任。使用楽器は、レナード・ローズが所有していた1662年製のニコラ・アマティ。(輸入元情報)

【収録情報】
● ブロッホ:チェロと管弦楽のための『シェロモ』
● エルガー:チェロ協奏曲ホ短調 Op.85


 ゲイリー・ホフマン(チェロ/1662年製ニコラ・アマティ)
 ベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団
 クリスティアン・アルミンク(指揮)

 録音時期:2017年4月4-8日
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 日本語帯・解説付

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

エルガー(1857-1934)

近代イギリスを代表する作曲家、サー・エドワード・ウィリアム・エルガーは、1857年6月2日、イギリス中西部ウスター近郊のブロードヒースで生まれました。経済的に恵まれなかったため正規の音楽教育を受けることができず、ほとんど独学で勉強したそうですが、ピアノ調律師で楽器商を営んでいた父親のウィリアムは、生業のかたわら聖ジョージ・ローマ・カトリック教会のオルガニストを務めていたそうですから、やはりその血の

プロフィール詳細へ

エルガー(1857-1934)に関連するトピックス

協奏曲 に関連する商品情報

おすすめの商品