アンナー・ビルスマ

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バッハ・古楽・チェロ アンナー・ビルスマは語る

アンナー・ビルスマ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865591484
ISBN 10 : 4865591486
フォーマット
発行年月
2016年10月
日本
追加情報
:
267p;21

内容詳細

目次 : ■第1部: 音楽活動、仲間たち、そして人生 / ■第2部: チェロ、センツァ・バッソ / ■第3部: ≪無伴奏チェロ組曲≫の奏法 / ■第4部: 音楽について、そしてボッケリーニ / ■ビルスマの思い出と彼の芸術  渡邊順生 / ◎付録CD: A.ビルスマ未発表ライヴ

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読書メーターレビュー

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  • trazom さん

    ビルスマ先生を初めて聴いたとき、正直言って全くいいと思わなかった。音楽は「歌うこと」と教えられてきたのに、こんな「語る」音楽の何が美しいのかと。でも今なら、先生の仰ることが理解できる。アンナ・マグダレーナ筆写本を徹底的に分析し、ボウイングにここまで拘ってバッハにアプローチされる姿に頭が下がる。「第1番のプレリュードをアラ・ブレーヴェの拍子で演奏するのに何度も出会うが、全く見当違いな解釈だから即刻止めるように」「バッハでは2回連続のアップボウやダウンボウをしてはいけない」…ギクッ!全部自分のやってることだ。

  • ひろみ さん

    具体的な演奏のことから、様々なエピソードまで時に声を上げて笑いながら、本当に楽しく読みました。これまでもバッハでフレージングに迷うと、まず手に取るのは必ずビルスマでした。私の手元の音源は1回目の録音で、彼がアンナ・マクダレーナの写譜を研究した後の録音はないことを今回知って、本当に本当に残念に思いました。昔のフランスとイタリアのボーイングの違いなど、聞いたことのない話が沢山あって、音楽をやってるたくさんの人に読んでみてもらいたいと思いました。そんな人達とアンサンブルしたら楽しそうだなぁ。

  • Wataru Hoshii さん

    ビルスマが難病を患い、もうチェロを弾けなくなっていることを初めて知った(手足の随意筋の障害のため、命に別状はないとのこと)。古楽鍵盤奏者の渡邊順生さん(ビルスマの長年の友人でもある)が、アムステルダムのビルスマの家を訪れ、彼の人生と音楽についてインタビューした本。チェロを弾く人はもちろん、クラシック音楽を愛する人ならば、あまりの面白さに一気に読み終えてしまうだろう。バッハの「無伴奏チェロ組曲」のボウイング研究も興味深い内容。この研究成果を反映したビルスマの演奏を聴くことができないことを、非常に残念に思う。

  • Mochizuki さん

    チェロを歌う楽器と認識しているが、ビルスマに言わせるとチェロは語る楽器。古楽に通暁したビルスマは、モダン奏法な対して冷ややかな視線を送るが、なぜビルスマがバロックの奏法に拘るのかをよく理解できる。 無伴奏チェロ組曲の奏法についての解説は、実際の演奏する上で、非常に裨益する。バッハの意図していないであろうスラーなどのアーティキュレーションを勝手に変更する私たち現代の演奏に対してビルスマは諭すように語りかけてくる。本書を読むうちにビルスマからレッスンを受けているような気持ちになった。

  • うたういぬ さん

    この本を読んでいる途中、さっそくビルスマ演奏の無伴奏チェロ組曲を買った。なるほど確かに雄弁に語るバッハ。チェロに限らず、楽器をやっているとバッハの存在は避けて通れない。避けようと思えば避けれるけど、バッハの魅力には勝てない。この作曲家の作品を演奏するための音へのアプローチを丁寧にユーモアたっぷりに解釈してくれていて、とても参考になった。歌うのではなく語る音楽、という言葉にほとんどすべてが込められている、のではないかなと思う。巻末の付録?のCDも素晴らしいです。

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