Le Roi De Coeur (King Of Hearts)

EMIミュージック・パブリッシング・フランスとのコラボレーションにより、オルゴール・レコードは、フィリップ・ド・ブロカ監督、アラン・ベイツ、ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド、ピエール・ブラッスール、アドルフォ・セリ主演の1966年の名作映画『ハートの王』に、ジョルジュ・ドレルのスコアを新たにリマスターし、増補したバージョンを発売。

『リオから来たあの男』(1964年)が大成功を収め、『耳まで』(1965年)が生ぬるい評価を受けた後、フィリップ・ド・ブロカは大規模なコメディ映画やアドベンチャー映画の製作を一時的に中止することを決めた。ダニエル・ブーランジェとマルセル・ダリオとともに、第一次世界大戦末期を舞台にした優しく悲劇的な茶番劇『キング・オブ・ハート』の脚本を執筆しました。今ではフィリップ・ド・ブロカの傑作の1つと見なされているこの映画は、当時の最高のフランス人俳優が主演したにもかかわらず、公開当時は完全な失敗でした。時代を先取りしすぎたのか、夢のような非現実的で不合理な世界への進出を試みたこの作品は、1980年代に遅ればせながらアメリカで公開され、復活した。監督が驚いたことに、その後、映画愛好家の間でカルト的な地位を獲得しました。

『キング・オブ・ハート』は、デ・ブロカとジョルジュ・ドゥレルの8度目のコラボレーション作品です。この映画は、作曲家に3ビートのリズムに基づいた新しいテーマを書く機会を与え、映画から映画へと2人の男が作り上げたノスタルジックでありながら軽快な世界へのもう一つの貢献でした。対照的なジョルジュ・ドレルの魅惑的なスコアは、不協和音と繊細さ、喜びと悲しみを同時に備えており、まるで落ち着かない世界に放り込まれた壊れたキャラクターのようです。

この最新盤は、完全なスコアリングセッション要素から完全にリマスターされており、2004年にリリースされ、長い間完売していた以前のヴァレーズサラバンドのアルバムと比較して、約20分の未発表曲をフィーチャーしています。パッケージには、シルヴァン・プフェファーによるライナーノーツが付いた12ページのブックレットが付属。CDは1000枚限定です。

作曲・指揮: ジョルジュ・ドレル
Sylvain Pfefferによるフランス語と英語のライナーノーツが付いた12ページのCDブックレット

(メーカー・インフォメーションより)